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- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006000370
作品紹介・あらすじ
西田哲学の鍵となる五つの概念-"純粋経験""無の論理""弁証法的一般者""行為的直観""絶対矛盾的自己同一"-を「問題群」として捉え直して一つ一つ解きほぐし、その意図した構想の真の姿と意味を明らかにする。西田哲学のもつ深層の知として深さを探究しつつ、日本の哲学の座標軸を明らかにした本格的な西田論。
感想・レビュー・書評
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以前まとめて読んだが、あまりにも独特な用語の使い方のため、よくわからない点の多かった西田哲学。そこでちょっと解説めいたものを読みたかった。
しかしこの本は、「西田哲学入門」とは言えない。
西田幾多郎の思想の全貌を概説しようとはしておらず、特に重要な幾つかのキー・タームに沿って、議論を進めているだけだ。
しかも、ところどころ脱線して、西田哲学の解説でも批評でもなく、中村雄二郎自身の思考を開陳している箇所もある。
とはいえ、この本のおかげで、よくわからなかった西田幾多郎の用語の意味は理解できてきた。
さて、もう一度、西田幾多郎の著書を読み返してみるか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中村雄二郎の著作を初めて読んだけど、ヤバイな。キレキレだね。
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