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Amazon.co.jp ・本 (330ページ) / ISBN・EAN: 9784006000486
みんなの感想まとめ
物理学の発展とその解釈の重要性を探る内容で、著者の講演が収録されています。第一部では一般向けに物理法則の本質が解説され、第二部ではノーベル賞受賞時の講演が紹介されており、時空に対する新たな視点が提示さ...
感想・レビュー・書評
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さまざまな物理的解釈を試みる重要性という点で一貫していた。場の理論への否定的見方、経路積分はディラックにその発想の源があったことなど、歴史的発言だ。
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C0142
蔵書 -
第一部「物理法則とは何か」は、1964年にコーネル大学で行われた一般向けの講演。第二部「量子電磁力学に対する時空全局的観点の発展」は、1965年に行われたノーベル賞受賞講演。それから約20年後、第一部の内容はまあ理解できるようになったが、第二部の内容にまでは手が届かなかった。さらに約30年が過ぎて、思えば遠くまで来てしまったものだ。「虹の解体」の参考文献。
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第1部はコーネル大学において学生を対象とした連続講演、第2部はノーベル賞受賞時の記念講演が収録されています。
アインシュタインや朝永振一郎の似たようなタイトルの本に続けてファインマンの作品。これは講演の記録なので「著作」と呼ぶべきではないかもしれませんが、やはりこの人の語り口は秀逸。物理学というものの価値と共に限界をも丁寧に教えてくれる一冊。
内容的には朝永振一郎の著作ほど感銘を受ける物ではありませんでしたが、読んでおいて損はないと思います。 -
物理のわからない人に向けた講義の本。すばらしいの一言。これをてらいなく読めていたらなんか人生いろいろ楽だったかなという本。でも、敬遠して今読んだからこその手放しの評価だったりするかもしれないから人生難しい。ものごとがわからない人への説明というのは難しい。なぜなら、わかるひとにはわからないひとのわからない理由がわからないからだ。それは、わかるひとには往々にして自明だからだ。だから、わからない人に向けたつもりの講義も、わかる人が、ここだけはわかってもらえるよねしかも重要というところを説明するという本になる。そこには当然、根本的なvalueがにじみだすけど、根本的なvalueを根本的なvalueと認めるということは非常に高度な知性を要求する。はあー。ひたすら繰り返す、正しいことのあらわしかたがおおいのはなぜ?という疑問。
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[ 内容 ]
物理法則とはどのような性格のもので、それはどのようなものの見方から発見に至ったのか。
語りの名手ファインマンさんが、その心躍る展開を若者に熱っぽく語る。
物理の魅力あふれる世界に万人を誘う、楽しい入門書。
[ 目次 ]
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ] -
ファインマンの科学観が知れる良書。
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物理法則の発見過程について非常に丁寧に説明してくれる良書で、アインシュタインや朝永の同種の本より取っつきやすく私のようなド素人にはありがたい。平易な語り口ながらポイントは外さない。第2部のファインマン自身の思索過程がこの本の目玉でこれだけ噛み砕いて書いてあるにもかかわらず、私には理解できなくて恐縮だが、非常に貴重な文章であろう。
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ファインマンさんです。面白い人です。
重力の法則:ブラーエが厳密に観察したことで、ケプラーが仮説検証をすることができるようになった。
物理法則:数式で表される。厳密ではない。
物理法則の発見の仕方:
既存知識の整理・構造化
↓
推測、仮説形成
↓
仮説から導出される予測と、実験結果を照合
↓
仮説の棄却OR暫定的採用
(仮説が間違っていることは証明できるが、正しいことは証明できない) -
初心に帰る。
そういえば自分にも、物理にワクワクした瞬間があった。 -
『重力の法則』
・一般論を話す前に具体論を話すと,話に真実味を添えることができる.
・物を観察し,正確に記録をする.
・「光の到達には時間がかかる」,「惑星があるはずだ」といった仮定をたて,それを証明する.
・重力と電気的引力は同じ逆二乗に従う.統一理論はあるのか?
『数学の物理学に対する関係』
・重力法則の式において,ニュートンは,「これは「運動がどのようになるかを述べただけである.なぜそうなるのかを述べたわけではない.」と言った.(四方八方からの無数の粒子の衝突による,という説は間違い.)
『確率と不確定性』
・二つの孔を持つ障壁の実験.弾丸の場合は干渉無し,波の場合は,波高は干渉なし,強度は干渉あり.電子の場合は,干渉あり(弾丸と違う)!満足のいく説明は誰にもできない.「電子は孔1を通るか,孔2を通るかのどちらかである」という命題は間違いであるというのが論理的な帰結である.自然を窮地に追い込もうと,光を当てて孔を通るのを観察すると,干渉がなくなる!ハイゼンベルグは不確定性原理を提唱した.電子がどちらの孔を通るか決定する仕掛けがしていないときは,一方か他方かとはいうことができない.
『新しい法則を求めて』
・仮説を立てるなんて人でなしのすることだとおっしゃるわけでしょう.本当はその正反対であります.
----------以下感想----------
科学の道における考え方は,日常の生活にも通用する.
時間が限られている日常で,この思考法をどう活用するか. -
さっぱりわからない部分の中に、ちらっ、ちらっと「へぇ~」な箇所があった。
その細切れ「へぇ~」がかなり面白い。 -
考え方、それが問題なのは、すべての分野で同じです。
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第一部では「物理法則とは何か」についての講演、第二部ではノーベル賞受賞式のときの講演、という構成になっている。第一部は、重力、保存則、相対性理論、量子力学という順に語られていて、とてもわかりやすく、特に量子力学のところはよかった。第二部からは、少なくとも高校で勉強する物理学よりも難しくて、チンプンカンプンだった。ファインマンさんがどんなすんごいことを発見したのか、正直なところよくわからなかった。(図書館)
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未読
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著者:R.P.ファインマン 訳:江沢洋
今日読み終えました。
前半部分は過去の物理法則が、
いかにして発見されたかを、
物理や数学の知識がない人でもわかるように
述べられている。
後半はファインマンの業績、
量子電磁気学について、
ちょっと難しかった。
たぶん3割も理解してないと思う。
またまたファインマンに感服してしまった。
彼はある物理学者が計算に6ヶ月を要したものを、
一晩で計算し、さらに発展させた。
計算が得意であることを強調したいのではなく、
それだけ画期的なのだ。
彼の手法が。
最期の締めくくりより引用、
「さて、青年時代の私が恋におちたあの理論は今はどうなっているでしょう?そう、いい年のおばあさん。魅力はあせて、今日の若者たちは彼女を見てももはや胸の高鳴りを感じません。しかし、私どもはこのおばあさんに最上の賛辞を捧げることができます。彼女はたいへん良い母親でありました。彼女は何人かの非常に良い子供をたくさん生みました。
そのうちの一人について祝福しをくださったことについて、私はスウェーデン王立科学アカデミーに感謝いたします。どうもありがとうございました。」
リチャード・P.ファインマンの作品
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