宇宙を顕微鏡で見る (岩波現代文庫 学術 61)

  • 岩波書店 (2001年8月17日発売)
3.67
  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784006000615

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『宇宙のはじまり』(1989年、岩波書店)と『宇宙こうして捕まえた―ブラックホールはなぜ存在するか』(1981年、創拓社)の二作品を収録しています。

    著者は宇宙物理学の専門家であり、啓蒙書も数多く刊行しています。本書でも、現代の宇宙論についてわかりやすく解説がなされていますが、そのさいに著者は、相対性理論や量子力学などの物理学の研究と、宇宙についての探求とのつながりに注意を向けるよう、読者に求めています。タイトルの「宇宙を顕微鏡で見る」ということばは、ミクロの世界を研究することを「顕微鏡」によって象徴し、それを通して「宇宙」というマクロの世界が解明されるということを意味しています。

    ガモフによるビッグ・バンの提唱と、その後の宇宙物理学の進展によって彼の仮説が支持されたのは、ミクロな世界の探求によってでした。著者は、こうした宇宙物理学の発展のプロセスを説き明かしながら、現代の宇宙物理学の専門家が取り組んでいる仕事の意味を、一般の読者にとってもイメージすることができるような解説をおこなっています。

  • 面白い!読んでみて欲しい!

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1938年生まれ,1960年京都大学理学部卒業,1964年同大学院中退。1974―2001年京都大学教授,基礎物理学研究所長,理学部長を歴任。2001―2014年甲南大学教授。


「2014年 『林忠四郎の全仕事 宇宙の物理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤文隆の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×