身体論集成 (岩波現代文庫)

著者 :
制作 : 中村 雄二郎 
  • 岩波書店
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006000646

作品紹介・あらすじ

「身」によって世界が分節化されるとき、「身」も世界によって分節化される。この「身分け」というユニークな概念を打ちたて、人間存在の多様な次元を「身の現象学」「身体とコスモス」「身体と芸術」の諸相において論じる。「身」という日本語を駆使して切り開いた、日本の哲学独自の達成である市川身体論の全貌に迫る決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784006000646

  • 辺見庸「銀糸の記憶」p82で引用。

  • 「精神/身体」という西洋的な二元論のかわりに、他との関係性を包含し、「精神である身体、身体である精神」としての<身>という日本語をクローズアップする市川浩さんの論文を集めた本。
    彼の考え方は木村敏さんの「関係としての自己」と完全に重なるし、メルロ=ポンティとも重複する。従って私にはなじみやすく、非常に興味深いものだ。
    ただし、市川さんの文章は非常に読みにくい。
    ベルクソンとかベイトソンとか、なにやら「唐突に」あらわれるし、どうも文脈が追いづらいのだ。
    このため難解な感じが強いが、多くの点で刺激を与えてくれる、いい本だったと思う。
    これよりも主著とされる本が講談社学術文庫で出ているようなので、そっちを先に読むべきだったかもしれない。

  • 見えない身体、現れない身体=Implexe<錯綜体>

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著者プロフィール

市川 浩
広島大学大学院総合科学研究科教授  博士(商学)

「2016年 『科学の参謀本部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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