天皇観の相剋―1945年前後 (岩波現代文庫)

著者 : 武田清子
  • 岩波書店 (2001年11月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006000684

作品紹介

廃止か保持か-日本降伏をめぐる英・米・オーストラリア・中国など連合国側のさまざまな天皇観の対立・相剋をはじめて実証的に明らかにし、戦後改革を伝統社会の変容のドラマとして解明した画期的研究。諸外国の「鏡」に映し出された天皇制のイメージは、同時に日本人のいかなる思考や集団行動様式を反映しているのか。

天皇観の相剋―1945年前後 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ポツダム宣言を受諾した日本において、天皇制がどうなるかは国内のみならず、米国、及び連合国においても注目の的だった。完全なる天皇制の撤廃を求める中国やオーストラリア、ソ連。米国の中でも天皇制を今後の民主化を行う土壌として利用しようとする米国知日派と、それに反対する勢力に分かれていた。まさに各国、各派がそれぞれの「天皇観」を持ち、戦後日本を挟んで相剋していた。
    何度か版を重ねる際に追記されたあとがきが、最近の天皇制や改憲問題をめぐる議論にも言及していて興味深い。

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