仏典のことば―現代に呼びかける知慧 (岩波現代文庫)

著者 :
  • 岩波書店
3.43
  • (0)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 44
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006001247

作品紹介・あらすじ

仏典が時空を超えて、現代人の心の悩みに呼びかけてやまないのはなぜか。本書は碩学が経済倫理、政治倫理、人生の指針など仏教の社会思想の全体像をわかりやすく説き、混迷する現代の緊急の課題に仏教の教えはどう応えるかを解明しようとした「仏典のエッセンス」である。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 中村先生が仏教の考え方をベースに、経済的行為、政治、理想的社会はどうあるべきなのか、を論じる講演録。30年近く以前のものですが、今に通じる内容です。

  • 14.05.19。

  • 中村元先生が、仏典の言葉から、現代の日本の経済や政治のあり方について提言をします。

    ブッダの時代と、現代の日本は違いますが、やはり本質的にかわらないものはある。

    平安時代に一切死刑がなかったという話はすごいですよね。

    「レリジョン」と「宗 教」は重なるところもあれば違うところもある。

    真の仏法とは、相対的なものであり、難しい教義についての議論よりも、他者のために尽くすこと、という話になるほどと思わされました。

    「今」だから仏典をひも解いてもいいのかもしれません。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1912年、島根県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。東京大学名誉教授、東方学院学院長、比較思想学会名誉会長、学士院会員などを歴任。仏教思想・インド哲学の第一人者。紫綬褒章、文化勲章、勲一等瑞宝章受章。人間ブッダの姿を明らかにするとともに、人類共通の普遍思想を求めて、仏教と西洋思想の比較思想研究を推進。著書に『〔決定版〕中村元選集』全40巻(春秋社)、『広説佛教語大辞典』全4巻(東京書籍)、訳書に『ブッダのことば』『ブッダ 神々との対話』(ともに岩波文庫)などがある。99年逝去。

「2018年 『続 仏教語源散策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村元の作品

ツイートする