「挫折」の昭和史〈上〉 (岩波現代文庫)

著者 :
  • 岩波書店
3.29
  • (1)
  • (0)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 30
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006001407

作品紹介・あらすじ

大正・昭和初頭の都市モダニズムは満州で開花し、戦時下の文化・スポーツ活動に結実した。その担い手は林達夫、小泉信三、岡部平太、竹中英太郎ら、「挫折」を経験した人々であり、石原完爾を中心とする知的水脈と共鳴した。近代の隊列から横へ足を踏み出した人物たちの中に日本人の生き方のもう一つの可能性を探り出すという、知のオデッセイの試み。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 新書文庫

  • 縦横に張り巡らされた隠れた人脈を明らかにする方法で、これまで余り関心を持たなかった文化やスポーツの視点から昭和史を描いている。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1931年北海道生まれ。アジア・アフリカ言語文化研究所、同研究所所長、札幌大学学長等を歴任。文化人類学者として、西アフリカ、インドネシア、カリブ海諸国等でフィールドワークを行う。道化・トリックスターの分析、中心と周縁理論、近代日本の負け派に着目した敗者学を通じて、国内外の思想界に衝撃を与え、その広い学識は、文学・芸術等の分野にも影響を及ぼした。2013年逝去。

「2015年 『回想の人類学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山口昌男の作品

ツイートする