原爆災害―ヒロシマ・ナガサキ (岩波現代文庫 学術149)

制作 : 広島市・長崎市原爆災害誌編集委員会 
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006001490

感想・レビュー・書評

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  • 2005年(底本1985年)刊。

     現代まで続く広島・長崎の原子爆弾症・傷。本書はかかる原爆投下による人的物的被害を淡々と解説する。
     叙述は淡々としているとしても、掲載写真や具体的な疾病内容、被害者数や長期にわたる影響に、読後感は果てしなく重苦しい。

     そもそも本書の底本は昭和60年の刊行だが、20年経過した21世紀に文庫復刊したのは喜ばしい。勿論、最近のTVドキュメントなら原爆症に新たな光を当てるが、その前提、基礎文献として本書が読み継がれるべきだからだ。

     なお、約30万度の火球→熱線(地上は3千〜4千℃)→衝撃波→爆熱風→初期放射線→残留放射線。この広島原爆に伴う被害進展過程は認識しておくべきところ。

  • 原爆災害について、客観的事実を淡々と記載してある歴史資料。
    歴史観に関する記述は、あえて控えているように感じた。
    被害感情をあおるような書籍とは一線を画している。

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