語学と文学の間 (岩波現代文庫)

著者 : 大野晋
  • 岩波書店 (2006年2月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006001544

作品紹介

日本語の起源を求める長い歩みの中で、著者がぶつかった疑問の数々と、まるで謎解きのような論証過程。これら論文にやさしい導入を付してまとめる。本居宣長のモノノアハレ論とその恋愛体験、藤原定家の仮名遣いの原則、言語構造に表われた日本人の思考法など、文字の背後にある人間的営みを解き明かした古典語研究の精華。

語学と文学の間 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 一番印象的だったのが、本居宣長についての考察。
    宣長が「もののあはれ」の論を立てるに至った背景に、「人殺しに近い」最初の妻との離縁があったのではないかというもの。
    これを読むまで、宣長がどんな生き方をした人か、あまり考えてもみなかったので、虚をつかれたような気がした。
    Ⅲ、Ⅳは、日本人の思考様式と、助詞、助動詞、活用形のつくりを関わらせて整理したもので、読み応えがあった。

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