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本 ・本 (380ページ) / ISBN・EAN: 9784006001568
感想・レビュー・書評
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独伊型を「擬似革命」、日本型を「権威主義的反動」として3国を比較。これは著者も認めているように、所謂「下からのファシズム」「上からのファシズム」の言い換えではあるのだが、結局はファシズムをどう定義するかの問題でもある。著者は運動と体制のフェーズ毎に程度の違いはあれ3国に「下から」と「上から」の側面があり、よって「日本にもファシズムがあった」という見解である。この是非はあるとしても、分析手法や分析内容そのものについては、40年以上前のものとはいえ、現代でも通用するものがある。逆に言えば、ファシズム研究はその後あまり進展していないという事なのかもしれない。
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タイトルは難しそうに見えるが意外に分かりやすく説明されていて、面白かった。
特に歴史の勉強としてはすごく読みやすいと思います。
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