かぶき入門 (岩波現代文庫 学術163)

  • 岩波書店 (2006年8月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784006001636

みんなの感想まとめ

歌舞伎の魅力とその歴史を深く理解できる入門書であり、初心者にも優しい内容が特徴です。戯曲だけでなく、歌舞伎の技芸がどのように発展してきたかを考察し、演劇としての独自性を際立たせています。多岐にわたる視...

感想・レビュー・書評

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  • かぶきは、戯曲を第一主義として成立した演劇ではない。というのは、かぶきには戯曲とは別に技芸があったので、この技芸が発達して戯曲を要求したのだと考えねばならない。(P137より。)

    これに尽きる。

  • 歌舞伎の入門書として最適である。記述は多岐の視点から進められているが、詳しい注釈で用語を丁寧に解説していて、初心者は注釈も読むべきだろう。歌舞伎の先行芸能も取り上げられ、様々な歌舞伎の変容、江戸時代の成立期に当たっては、幕府による弾圧も叙述され、歌舞伎の歴史がメイン・テーマであるとも読める。

  • 岩波現代文庫

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著者プロフィール

一九一三年、札幌市に生まれる。一九三九年、早稲田大学卒、演劇博物館に勤務。一九四四年『手前味噌』校訂・解説(北光書房、のち青蛙房より増補改訂版)。一九四九年、早稲田大学文学部芸術科講師。一九五四年『かぶき―様式と伝承』で芸術選奨文部大臣賞。一九五五年、早稲田大学文学部演劇科教授。一九六〇年『かぶきの美』(現代教養文庫)。一九六一年、東宝歌舞伎委員会の委員。一九六三年「桑名屋徳蔵入舩噺」改修演出(東宝・読売ホール)。『かぶきの美学』(演劇出版社)。一九六六年、国立劇場専門委員。一九六七年三月、国立劇場『桜姫東文章』補綴・演出。一九七一年、三一書房『鶴屋南北全集』を編集。一九七四年、国立劇場理事。一九七五年、新橋演舞場『桜姫東文章』補綴・演出。国立劇場『阿国御前化粧鏡』補綴・演出。一九七六年、国立劇場『盟三五大切』補綴・演出。歌舞伎座『偐紫田舎源氏』脚色。紫綬褒章。一九七八年、国立劇場『奥州安達原』補綴・監修。一九七九年、新橋演舞場『杜若艶色紫』改訂・演出。国立劇場『ひらかな盛衰記』監修。一九八〇年、国立劇場『貞操花鳥羽恋塚』監修。一九八三年、歌舞伎座『東海道四谷怪談』補綴・演出。一九八四年、早稲田大学を定年退職し名誉教授となる。国立劇場『曾我綉侠御所染』補綴・演出。一九八七年、白水社『歌舞伎オンステージ』監修。『歌舞伎のタテ』(坂東八重之助と共著、講談社)。一九九〇年、日本芸術文化振興会理事に就任。白水社より『郡司正勝刪定集』全六巻の刊行開始。一九九一年、国立劇場『江戸生艶気蒲焼』脚色・演出。一九九三年、『郡司正勝刪定集』により和辻哲郎文化賞。『郡司正勝劇評集』(演劇出版社)。一九九五年、国立劇場『法懸松成田利剣』補綴・演出。「青森のキリスト」作・演出(シアターX)。一九九八年、肝臓癌により札幌で逝去、八十四歳。ほか著書論文多数。

「2024年 『芝居唄 歌舞伎黒御簾音楽歌詞集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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