明治精神史 下 (岩波現代文庫 学術 200)

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006002008

作品紹介・あらすじ

民衆思想史の草分けとなった著者の記念碑的代表作。大学紛争が全国的に展開され、近代の価値が厳しく問われていた時代にあって、大きな共感をよんだ、戦後歴史学、戦後思想史の名著である。テクストは全集に収録されている「新編」ではなく一九六八年刊行の「増補版明治精神史」(全二巻)。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    <上>
    民衆思想史の草分けとなった著者の記念碑的代表作。
    大学紛争が全国的に展開され、近代の価値が厳しく問われていた時代にあって、大きな共感をよんだ、戦後歴史学、戦後思想史の名著である。
    テクストは全集に収録されている「新編」ではなく一九六八年刊行の「増補版明治精神史」。

    <下>
    民衆思想史の草分けとなった著者の記念碑的代表作。
    大学紛争が全国的に展開され、近代の価値が厳しく問われていた時代にあって、大きな共感をよんだ、戦後歴史学、戦後思想史の名著である。
    テクストは全集に収録されている「新編」ではなく一九六八年刊行の「増補版明治精神史」(全二巻)。

    [ 目次 ]
    <上>
    第1部 国民的覚醒の時代(明治ルネッサンスの記念碑―ある地方の人間発掘から;草莽の目ざめ―横井実学党を支えた一族たち;豪農民権への展開―徳富猪一郎の思想形成;自由民権運動の地下水を汲むもの―透谷をめぐる青年群像;民権と国権の相剋―大矢蒼海と大阪事件内面史;“戦士・詩人・思想家”の生誕―透谷における原体験の意味;地方知識人の道統―秋山国三郎の人と精神;在村活動家型民権家の二つの軌跡―平野友輔と細野喜代四郎;人民ニヒリズムの底流―困民党指導者、須長漣造の思想)

    <下>
    第2部 国家進路の模索の時代(新日本の進路をもとめて―徳富蘇峰の描いた未来像;“三酔人の経綸問答”―中江兆民の模索;明治二十年代の思想・文化―西欧派と国粋派の構想;明治三十年代の思想・文化―明治精神史の断層;天皇制イデオローグとの対決―内村鑑三の日本批判;明治人の可能性を示すもの―一民権家のその後の思想)
    第3部 方法論的序説(歴史家の宿命について―歴史叙述と文学;明治文化史の構想について―“書評”の形をかりて;思想史と精神史について―“あとがき”にかえて)
    第4部 問題の所在(明治精神史の方法と課題―初版への批判にこたえて;天皇制イデオロギーと民衆意識(序説)
    蘇峰思想体系の三要素―資料「将来之日本」の分析
    近代思想の矛盾構造―資料「分析=評価基軸」)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


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    [ 読了した日 ]

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著者プロフィール

1925年千葉県旧佐原町(現・香取市)生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京経済大学名誉教授。歴史家。民衆史・自分史の提唱者。

「2021年 『平成時代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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