自我の起原―愛とエゴイズムの動物社会学 (岩波現代文庫)

著者 :
  • 岩波書店
3.88
  • (12)
  • (6)
  • (13)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 174
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006002053

作品紹介・あらすじ

本書は、比較社会学の視座から現代社会を考察してきた著者が、生命史における「個体」発生とその主体化の画期的意義を明らかにする。遺伝子理論・動物行動学・動物社会学の成果に向き合いつつ、動物個体の行動の秘密を探り、「自我」成立の前提を鮮やかに解明する。「人間的自我」を究明する著者ならではの野心作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784006002053

  • 見田宗介「宮澤賢治」から真木悠介「自我の起源」へ。期待わくわくのつながり読書ですが、こちらの勝手な思い込みを裏切るような新しい世界でした。このジャンプは見田ブランドと真木ブランドの違いか?文学から哲学と科学の融合した世界へ。たぶんもう一度、読まなくてならないかも…でもどちらも宮澤賢治が生み出したワールドであることは感じ取れました。

  • 遺伝子の概説から、動物行動学的なものを経て、
    人間にいたる自我への道行きをたどる。

    まったく誠実にして、奇をてらうことのない論だと思う。
    そして何段階にもわたる自我そのものであろう割れ目をのぞかせられる。

    自由であるがゆえに「私」はここにいる。
    拒否しようもなく、制限されようもない自由の原型。

  • 「自我の起原 愛とエゴイズムの動物社会学」真木悠介
    哲学書。特になし。
    第4回さいたま読書会課題図書。
    棚-zul

    読了。

  • 最高に面白かった。買って手元に置いておきたい。
    2章と6章がとても好き。
    人間って利己的な生き物なの?とか、最近ごちゃごちゃ考えていたことに、生物学的な観点から一つの答えをくれる本。
    何を考えるにも知識がないと、同じところをぐるぐる回るばかりでそこから抜け出すことはできないなと実感しました。

  • すごくおもしろかった。われわれが当然のものとして受け取っている「自己」というものを、生物学的「個体」として追究してゆく論述が、非常にエキサイティングで、示唆に満ちている。
    要再読。

  • 未読

  • 読み助2008年12月14日(日)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2008/12/post-d11a.html

  • 見田宗介、待望の復刻版 その2!
    解説、大澤真幸! 笑

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

見田宗介。1937年東京都生まれ。東京大学名誉教授。現代社会論、比較社会学専攻。著書に、見田宗介名で『現代社会の理論―情報化・消費化社会の現在と未来』(1996年)『社会学入門―人間と社会の未来』(2006年)『宮沢賢治―存在の祭りの中へ』(いずれも岩波書店、1986年)などがあり、真木悠介名で『気流の鳴る音―交響するコミューン』(筑摩書房、1977年)『時間の比較社会学』(1981年)『自我の起原―愛とエゴイズムの動物社会学』(ともに岩波書店、1993年)及び本書『現代社会の存立構造』(初版、筑摩書房、1977年)などがある。『定本見田宗介著作集』(全10巻、2011-12年、毎日出版文化賞)『定本真木悠介著作集』(全4巻、2012-13年、ともに岩波書店)には、半世紀に及ぶ業績が、著者自身による新編集を経て体系的に示されている。本書『現代社会の存立構造』は上記著作集に含まれない。

「2014年 『現代社会の存立構造/『現代社会の存立構造』を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

真木悠介の作品

自我の起原―愛とエゴイズムの動物社会学 (岩波現代文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする