江戸の食生活 (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006002121

作品紹介・あらすじ

大都市江戸では食べ物商売が大繁盛。一大マーケットはどのように成り立っていたのだろう。また、武士の日記や将軍家の記録から日々の献立を検討。何が食卓にのぼり、タブーは何だったのか。医食同源思想、飢饉時の対応、アイヌ・琉球の多様な食まで、江戸期の食文化を、列島の空間的広がりのなかで大きく捉えた好著。伊豆諸島を採り上げた「島の食生活」を増補。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代の食生活について、三都などの町や普通の村から、山村、海村、蝦夷、琉球、そして伊豆まで、幅広く詳細に研究した本。資料にうってつけ。

  • 江戸期を中心に、膨大な文献に基づいて語られる江戸のさまざまなシーンでの食生活を詳述する。獣肉だけをとっても、現代以上に随分とバラエティに富んでいることに驚く。ただ、学術的な価値は認めるが、残念ながら読み物としての面白みには欠ける。

  • 大都市江戸の食べ物商売は,現代の飲食産業にも匹敵するほどの繁盛ぶり.加えて武士の日記にみる食生活,大名の饗宴の献立や,肉食の忌避とその実態,アイヌや琉球の多様な食生活など,食をめぐる江戸の生活文化を,さまざまな文献を紹介しつつ考察する.日本列島の空間的広がりのなかで,近世の食文化を大きく捉えた好著.

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著者プロフィール

一九四九年・栃木県生。明治大学大学院博士課程中退。博士(史学)。現在国士舘大学21世紀アジア学部教授。著書『中世村落の景観と生活』(思文閣出版、一九九九)、『歴史のなかの米と肉』(平凡社、一九九三)、『食をうたう』(岩波書店、二〇〇八)他。

「2016年 『日本人はなぜ、五七五七七の歌を愛してきたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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