ユング心理学入門―“心理療法”コレクション〈1〉 (岩波現代文庫)

著者 :
制作 : 河合 俊雄 
  • 岩波書店
4.18
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本棚登録 : 404
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006002206

作品紹介・あらすじ

河合隼雄の処女作であり、日本で最初に著されたユング心理学の本格的入門書。河合心理学の出発点がわかる本であり、後に展開する重要なテーマが数多く含まれている。著者の生涯を通じて重要な位置を占め続けたユング心理学に関する最も基本的な本。文庫化に際し、著者がユング心理学を学ぶに至った経緯を自ら綴った「序説ユング心理学に学ぶ」を併録し、「読書案内」を付した。

感想・レビュー・書評

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  • 100分で名著の河合隼雄特集から

  • うーん、どこまでがユングの考えなのかわからない。なんか一般論を言っているようにも読める。あと「日本で最初に著されたユング心理学の本格的入門書」らしいが、伝記がないのも不満。抄録らしいが、原本にはあるのだろうか。

  • 2階心理学C : 146.8/KAW : 3410161643

  • これを読んで、自分の中にある屈折した部分、抑圧された部分に輪郭が与えられた気分になった。
    自分の中に影やアニムスは確固として存在している。それを自覚し、統合することが大事なのだということがわかった。もっとユングの心理学に触れてみたいと感じた。

  • ユングを知るきっかけになった一冊
    数年ごとに読みなおすと自分の成長を感じられそう

  • ユング心理学の基礎本。河合先生の文章は引き込まれる。

  • 氏の著作は何冊か読んだが、その柔らかな文体は、読む人の心を安らかに包み込み、全てを理解し肯定して癒されるようである。その心地よさに、読み出したら止まらないのだ。
    内容としては、人間の類型、コンプレックス、無意識、夢分析、アニマ・アニムス、自己実現などに関して基本的な概念が述べられており、より詳細な内容は、氏の他の著作を参照されたほうが良いと思う。
    私自身、フロイトの著作も読んだが、ユングの方がより直感的に理解し納得できた。ただ、全て河合氏の著作を通してのことなので、今後は直接ユングの著作を読んでみたい。

  • ユングについて更に知りたくなる一冊。
    合理性や客観性を重んじた説明や文章を用いて、難解で抽象的なユングの理論を明快に浮き彫りにしている。

    夢分析について述べている箇所は、普段何となく見ている夢がどんな意味を持ちうるのか、あるいは社会生活や日常生活においてどのような課題を抱えているのかをある程度把握するのに役立つと感じた。

  • ユング心理学について入門的に述べられており良書であった。

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著者プロフィール

河合 隼雄(かわい はやお)
1928年6月23日 - 2007年7月19日
兵庫県多紀郡篠山町(現・篠山市)出身。京都大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。文化功労者。元文化庁長官。1952年京都大学理学部数学科卒業後、京都大学大学院で心理学を学びつつ、数学の高校教諭を兼業した。
天理大学で助教授時代にユング研究所に滞在し、ユング派分析家の資格を取得。日本における分析心理学の普及と実践に邁進。箱庭療法導入者としても知られる。欧米の心理療法を日本文化に根ざす仕方で導入を試みており、日本論・日本文化論の著作も多い。
主な受賞歴に、1982年『昔話と日本人の心』で大佛次郎賞、1988年『明恵 夢を生きる』で新潮学芸賞、1992年日本心理臨床学会賞受賞、1996年NHK放送文化賞をそれぞれ受賞。1995年紫綬褒章、1998年朝日賞、2000年文化功労者顕彰。
なお2012年に一般財団法人河合隼雄財団が設立されており、そこで本人の名を冠した「河合隼雄物語賞・学芸賞」が設けられている。

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