竹内好――ある方法の伝記 (岩波現代文庫)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006002411

作品紹介・あらすじ

竹内好(一九一〇‐七七)の著作はなぜ今なお新鮮で読む者を魅了するのか。自分のくらしの中で魯迅を読むことをとおして自分の問題をみつけ、自分で解こうと努力することを生涯にわたってつづけた竹内に対し、深い尊敬と共感をもって書きあげた渾身の知的評伝。補論として「戦中思想再考-竹内好を手がかりとして」を併録。

感想・レビュー・書評

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  • 竹内好が「大日本帝国万歳」であったこと。戦後、その視座を否定するのではなく、むしろそこを見詰めながら出発したという指摘がされている。
    興味ある話題もあった。
    「回教圏研究所」というのが戦中にあり、竹内好が在籍していた。
    内蒙古から新彊に住む回教徒のことを知り、扇動して中国を分裂させようという目的が軍部にあったという。
    さながら、現代でもウイグル・新疆の会議が日本で開催されることに対して、中国は不快感を示している。60年以上経過しても、日本の意図が中国分裂にあると考えられているのだろうか。

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