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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784006002435
みんなの感想まとめ
テーマは、書聖として知られる王羲之の人物像や思想に迫ることで、彼の書が持つ文化的背景を描き出しています。著者は王羲之の有名な作品「蘭亭序」や「喪乱帖」を取り上げるのではなく、彼の生涯や人間性に焦点を当...
感想・レビュー・書評
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書聖王羲之の名前はあまりにも有名だろう。「蘭亭序」や「喪乱帖」の作者であり,彼の書は在世当時から人々の注目を浴びていたらしい。しかしその真蹟はひとつも伝えられていないという。本書は,王羲之や彼の書にまつわるエピソードを紹介しながら王羲之の人物像や思想,信仰などを描いている。
まえがきの中で「本書は,「書聖」とよばれる王羲之の書そのものをとりあげて多くかたることはないだろう」(4頁)とあるように,王羲之の書を解説した本ではない。そのため,本書を読むために書についての知識は不要であり,実際に書の知識がない私にとっても本書は非常に楽しかった(もっとも知っているに越したことはないかもしれない)。「羲之の書に倣ったうえ,紙を泥水につけて変色させるなど,いかにも由緒ありげに見せかける細工をくわえ,一獲千金を夢見るものがあった」(18頁)というエピソードや,蘭亭序をめぐる数奇な物語は面白かった。現在でも同様な運命をたどる美術品は少なくないのかもしれない。
書に関心があるひともそうでないひとにもおすすめの一冊である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(後で書きます。書家としての王羲之というよりは、東晋の政治状況や文化の中での一貴族の生活のスケッチ。道教との関わりについても詳細な言及あり)
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140524 中央図書館
4世紀に生き、王羲之は書家として後世に名を残したが、その実像はヒューマンな文化人であり単に能書家というものではなく、現在の南京付近でサロンを形成し、人生の哀切を噛みしめながら生きていたという。1500年以上前の話だが、まさに今、そこで生きているような気がする、面白い本。 -
吉川忠夫(杏雨書屋館長)先生の講演を聴く機会ができたので、予習に、図書館でレンタル。
難しいということだけが分かった。 -
王羲之が道教の信者であったことなどが興味深い。服食養生。仙人を目指すために(健康で長生きするために)、仙薬を熱心に飲んだということ。王羲之の時代背景が前半を占めていますが、三世紀、四世紀の中国史もよく理解できておもしろかった。
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家族や友人を思いやったり、仕事でつらい目にあったり、道教にこってみたり・・・王義之の書聖の部分ではなく、生活と思想に焦点をあてて書かれた本。
歴史小説のように楽しく読めた。
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