内田魯庵山脈(上)――〈失われた日本人〉発掘 (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006002459

作品紹介・あらすじ

明治から昭和初期にかけて健筆をふるった内田魯庵(一八六八‐一九二九)。彼はドストエフスキーやトルストイをいち早く日本に紹介したことで有名だが、他方趣味や遊びを共にした市井の自由人たちのネットワークの形成に大きな影響を与えた。本書は魯庵を手がかりに、近代日本の埋もれた知の水脈を発掘する歴史人類学の試みである。上巻では西沢仙湖、林若樹、坪井正五郎、清水晴風ら雑誌『集古』につどった人々が取り上げられる。

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 魯庵を取り巻く「通人」の話。読み始めは何が書かれているのか正直わからなかった。読み進むにつれ、いわゆる明治・大正期の「オタク」の発掘だということがわかった。
    魯庵を手掛かりに通人を、逆に通人を手掛かりに魯庵を、友達の友達が友達のことを語っていた・・・という所まで・・・・。

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著者プロフィール

1931年北海道生まれ。アジア・アフリカ言語文化研究所、同研究所所長、札幌大学学長等を歴任。文化人類学者として、西アフリカ、インドネシア、カリブ海諸国等でフィールドワークを行う。道化・トリックスターの分析、中心と周縁理論、近代日本の負け派に着目した敗者学を通じて、国内外の思想界に衝撃を与え、その広い学識は、文学・芸術等の分野にも影響を及ぼした。2013年逝去。

「2015年 『回想の人類学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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