帝国とナショナリズム (岩波現代文庫 学術262)

  • 岩波書店 (2012年2月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784006002626

みんなの感想まとめ

「帝国」という視点から現代の中東を考察する本作は、オスマン帝国の分割が紛争の根本原因であることを明らかにし、民族や宗教の複雑な関係を浮き彫りにします。過去の論文を集めた構成は、統一感に欠けるとの意見も...

感想・レビュー・書評

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  • 過去の論文を集めたものであり、一冊の書籍としての統一性を感じられなかった。論文集なんだから当然、というレベルではない。

  • 「帝国と国民」という単行本を岩波現代文庫版にするにあたって「帝国とナショナリズム」に変えたようだ。どっちでもあまり変わりなさそうだが。
    筆者が章立て毎に書いたそれぞれの論文をまとめて一冊にしたものである。部分部分はわかることも書いてあるが、各々の脈絡や関連性をまったく感じられずとにかく読みずらくわかりにくい本だ。帝国、国家、共同体、民族、ナショナリズム、・・・重要な概念ばかりだが、この文章は一読では到底理解できない。歯が立たないというのはこのことか。イスラムのことについては詳しく書いてあるようで、再読のうえ理解にチャレンジしよう。

  • 世界史の予備知識がなさ過ぎて無理でした。いつの日か再挑戦したい。
    …こんなことをいっていると、どんどん世界の流れから立ち遅れていきそうですが。

  • 「帝国」という視点から現代の中東を見る。
    オスマン帝国の分割が意図的な線引きであったことが、そもそもの紛争の原因。民族、宗教を鑑みても、再統一、再分割は困難。
    その中で「帝国」への回帰が求められる。
    帝国としての在り方が、紛争解決へのひとつの手段だということだ。

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著者プロフィール

一九四七(昭和二二)年札幌に生まれる。
現在、東京大学大学院総合文化研究科教授、学術博士。中東調査会理事。
最新著書として、『岩波イスラーム辞典』(共編著、岩波書店)、『歴史の作法』(文春新書)、『帝国と国民』(岩波書店)、『歴史のなかのイラク戦争』(NTT出版)など。

「2004年 『イラク戦争データブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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