本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784006002701
みんなの感想まとめ
本書は、弱者が弱者のままで生きるための思想を探求し、フェミニズムに新たな視点を提供しています。著者の語り口は、学生時代の講義を思い起こさせ、読者に深い共感を呼び起こします。特に「誰もが安心して弱者にな...
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
敬愛する恩師の珠玉の名著。思い入れが強すぎて客観的なレビューができない。上野千鶴子は講義と著書の落差が小さく、文章を読むだけで語り口が思い出される。「フェミニズムは弱いものが弱いままで生きるための思想」であるならば、私はその思想とともに生涯を終えよう。
上野ゼミ卒業後10年がたち、30代を迎えた今、増補版を再読して思うのは、’受け継ぐもの’としての自分の責任。さぁ、バトンをうけとった私は、これから何をしようかな?
本書の内容とは関係ないが、’問を洗練させろ、まずはそれからだ’という自分の思考習慣は、外コン出身著者のビジネス本を読むまでもなく、上野ゼミにおける袋叩きを通じて養われたのを思い出した。私のこの、猛烈に私的なレビューに興味を持たれた奇特な方は、遙洋子さんの「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」をよまれたし。 -
「わたしたちは、弱者になるまい、ならない、というような努力をするぐらいならば、むしろ誰もが安心して弱者になれる社会をつくる、そのための努力をしたほうがマシなのです」(p. 359)という思想。
-
久しぶりに読了した著者の本。最終講義が収録されている。そしてそれが良い。正直で素直で可愛い(失礼)著者の在り方が伝わってくる。
リブがあってフェミがあると言い続ける、男並みを目指さない日本のフェミニストのパイオニアを誇りに思う。70年代生まれの私にも(にこそ)響く言葉の数々。
フェミニストとして学生時代に出会った著者が、介護や福祉・・・弱い者が弱いままで生きられる社会を・・・と、発信しているのは、必然でもあるけれど、とてもうれしい。
著者の本を読んでいて中井久夫やべてるの文字を見るとは、正直20年前には想像できなかった。
『当事者主権』から先、ブレずに進化(深化)してフェミニストとして歩んでくれたことに改めて末席から感謝。これからもがんばって欲しい。 -
●2026年5月29日、YouTubeで成田悠輔さんの動画にハマって色々みてたら下記の動画のコメント欄にこの本についての書き込みがあったのでチェックした。
「賢い方ですね!上野千鶴子にも四敵するかも、、」
YouTube動画:
〈【成田悠輔/名言】仕事を辞める、転職する、起業
する、そんな時にあなたにまとわりつく不要な周りの常識や価値観を気にする必要はない。。〉
https://youtu.be/gdG-3jEDybk?si=ygK9ctrH1krICQyi
ジェミニ:
「自立して働き、社会の歯車として役に立つこと」を強いる国家システムや、「働かないのは自己責任だ」とする新自由主義の冷酷さを鋭くハキハキと批判しています。
コメント欄との合致: 「働かざる者食うべからず」という労働教のドグマを解体し、国家や労働というシステムに個人の命や人生を明け渡さないための、強烈な知的ディフェンス(対抗策)が語られています。 -
市民とは、戦争に行く男性のことだった!
フェミニズムに始まり、ケアにいたる上野さんの論考。
ボーっと生きてきた人間には目から鱗のことが多い。モヤモヤしていたことを説明してくれた感じ。
前半は私にはなかなか難しく時間がかかったが、Ⅳ章「祈りに代わるもの」のインタビューがわかりやすかった。これは上野さん本人も言っている。
「命よりも尊い価値」なんてないのだ。 -
2階書架 : 367.2/UEN : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410164918"
-
冒頭の論文を2つ程読んだが、根本的な感覚が自分とはズレているように思う。今をどう変えるかではなく、この人の見方でしか社会を見ない世界が描かれている。もし、社会を左右する権力を持ったら第二の毛沢東になるのは、こういう感覚の人なのだろう。都合よく引用できそうな事がそれらしい感じで書いてあるが、すべてが自分の為の言説に終始していてとても建設的な人とは思えない。アーレントはもっと素直に耳を傾けることができた。
-
弱い者が弱いまま生きられる社会...ということで。
実際わたしは、この人の本によって生き延びていると思う。(よりよく生きている。) -
戦後のフェミニズム歴史が概観できる。
上野さんもいよいよ定年で、バトンタッチする年齢なんですね。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
上野千鶴子の作品
本棚登録 :
感想 :
