- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006002817
作品紹介・あらすじ
原子の存否をめぐる永い永い論争の歴史。単なる歴史的な解説ではなく、ガリレイからアインシュタインまで、それぞれの時代の科学者の探求を自ら実験で再現しながら、だれが原子の決定的な証拠をみたかを追っていく。物理的に思考するとはどういうことかを考える上で、おおいに示唆を与えられる本。
感想・レビュー・書評
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#科学道100冊/科学道クラシックス
金沢大学附属図書館所在情報
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https://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN02231043?caller=xc-search -
請求記号 429.1/E 96
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高校生レベルの啓蒙書。物理の理論、計算、実験がバランスよく記述されている。歴史的な経緯も詳しい。最後まで来て、本当に見せてしまう、原子を。しかし、ここに至るまで喧々諤々の議論があったのだな。天下り的に教わる原子もけっして当たり前ではなかったのだ。
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素晴らしい
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中学生向けの良書。タイトルにある、原子の実在を、歴史的な実験を実際にたどることによって確認する。実験は中学の科学クラブで実施できるように丁寧に解説されている。分量的には原子の直接観察だけでなく、ギリシャ哲学やら気体の性質の話が多いので、そこは覚悟しておく必要がある。小学生でもできると思うが、手際と背景理解については、やや難しいか。原子って、大人は当たり前のように信じているけど、何事も自分の手で確認するところから新発見があるはず。
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131116 中央図書館
もっと早く子供に読ませておけばよかった。物の理に先人が迫っていく考えの筋道が頭に植えつけられる。 -
もう一度高校以来の勉強を・・・・・。
でもなかなか数式は難しい。
はしょって読んでも、ものするところはある。
ブラウン運動は分子の運動である・・・・ということかな、まとめると。