数学が生まれる物語 第2週 数の世界 (岩波現代文庫)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006002886

作品紹介・あらすじ

第2週では数の世界はさらに広がり、負の数、有理数、実数などについて学びます。数の計算法も整理された形で学びます。「無限」と「連続」という互いに映しあう2つの考えを通して、数学の奥深い世界を理解することができるでしょう。これで数の体系は完成です。これらの数の性質が、これから学ぶ方程式や関数、グラフなどの基礎になっていることは学習を進めていくうちにわかってきます。

感想・レビュー・書評

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  • 負の数、有理数、数直線、実数、連続性について述べる。有限小数(有理数)で挟み込んでいくことで無限小数(実数)の存在を説明する。連続については遠山啓の「無限と連続」がよかった。

  • 数の世界へご招待!

    数直線の距離のあたりまではなんとなくついていけた感じがしたんですけど、スキマの話くらいから脳が飛び散りだした気がしました。うん、でも面白かった。「0以外の有限小数は、無限小数として表すことができる」とか、何言ってるの?という感じだけどなんとなーく腑に落ちたので。しかし、数学者にはなれそうにない。

  • 水曜まで準備、木曜から俄然面白くなる。大学生のときに疑問だった実数と連続性の概念が分かったような気がしてすごく嬉しい!

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著者プロフィール

1930年,新潟市生まれ。東京大学大学院数学系修士課程修了。東京工業大学名誉教授。著書に『無限のなかの数学』,『数の大航海』,『現代数学への招待』,『数学30講シリーズ』(全10巻),『数学が生まれる物語』(全6巻),『大人のための数学』(全7巻)など多数。

「2022年 『数学史入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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