本の神話学 (岩波現代文庫)

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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006003050

作品紹介・あらすじ

山口昌男という真に独創的な思想家の最初の記念碑的作品であり、山口ワールドへの恰好の入門書。書物に示される人間の知性の誕生と変転、豊かな運動の軌跡を神話学的な関係性の織物として再発見し、高次の思想的共鳴関係において連関する書物群や人物群を思い入れたっぷりに描きだす。快活な知を自らのものとするための技法をも明示する博覧強記の神話的一冊。

感想・レビュー・書評

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  • チャップリンはユダヤ人とも言われていたが、結局は本人でもはっきりしていなかったそうだ。
    意識的にせよフロイトはユダヤ的神秘主義を世俗化したのである。
    カバラは世界を知ることを目指す。世界の期限、世界の不思議、世界の統治、世界の終りについて知ろうとする。

  • 知の大海に投げ出されたように、右往左往しながら読み進んだ。
    知の断片に遭遇しながら、書かれたものはすべて神話が生みの親であるらしいこと、ユダヤが生み出したものは、ルネサンス期にも、20世紀に至ってもなお、それを根源としていること。
    山口ワールドは余程「知」に傾倒していなければおもしろいとは思えないでしょう。

  • 1/29 読了。

  • 手元にある「道化の民俗学」を読み直したくなってきました←時間が足りない、、、

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    「山口昌男という真に独創的な思想家の最初の記念碑的作品であり、山口ワールドへの恰好の入門書。学問に特定の時代、地域の文化がいかに反映するか、演劇、絵画、文学をも視野に入れて追究する。おびただしい書物を引用し文化的背景や人物を論じて、自由で快活な知を自らのものとするための技法を明示する、博覧強記の神話的一冊。(解説=今福龍太)」

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プロフィール

1931年北海道生まれ。アジア・アフリカ言語文化研究所、同研究所所長、札幌大学学長等を歴任。文化人類学者として、西アフリカ、インドネシア、カリブ海諸国等でフィールドワークを行う。道化・トリックスターの分析、中心と周縁理論、近代日本の負け派に着目した敗者学を通じて、国内外の思想界に衝撃を与え、その広い学識は、文学・芸術等の分野にも影響を及ぼした。2013年逝去。

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