歴史・祝祭・神話 (岩波現代文庫)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006003067

作品紹介・あらすじ

著者の一大テーマであるスケープゴート(贖罪の山羊)論。中心にある権力は周辺にハタモノを対置して自らの力を正当化し、ハタモノは一時は脚光をあびるがついには排除される。歴史の中で犠牲に供されたトロツキーやメイエルホリドらの軌跡をたどり、スケープゴートを必要としそれを再生産する社会の深層構造をあぶり出す。政治という祝祭空間への独創的接近。

感想・レビュー・書評

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  • 山口ワールドを堪能。
    自分が知らない人物であっても、ゆっくり読めば「エッセンス」はつかめる。
    そう思えば、この博学者が知識のなすがままに書き落とした作品も、もう少し読者想いに心を寄せてくれてもいいのに・・・とも思う。
    それにしても、博識だなぁ。

  • 政治の祝祭と演劇性。

    話があちこちとんですごいスピード感。
    メイエルホリドの舞台見たい。
    ほかのもよむ。

  • 「道化」や「中心と周縁」「スケープゴート」の、おさらいをしようかな

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    「著者の大テーマであるスケープゴート(贖罪の山羊)論。中心にある権力は周辺にハタモノを対置して自らの力を正当化し、ハタモノは一時は脚光をあびるがついには排除される。歴史の中で犠牲に供されたトロツキーやメイエルホリドらの軌跡をたどり、スケープゴートを必要としそれを再生産する社会の深層構造をあぶり出す。(解説=今福龍太)」

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プロフィール

1931年北海道生まれ。アジア・アフリカ言語文化研究所、同研究所所長、札幌大学学長等を歴任。文化人類学者として、西アフリカ、インドネシア、カリブ海諸国等でフィールドワークを行う。道化・トリックスターの分析、中心と周縁理論、近代日本の負け派に着目した敗者学を通じて、国内外の思想界に衝撃を与え、その広い学識は、文学・芸術等の分野にも影響を及ぼした。2013年逝去。

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