中国再考――その領域・民族・文化 (岩波現代文庫)

  • 41人登録
  • 3.30評価
    • (2)
    • (2)
    • (4)
    • (1)
    • (1)
  • 2レビュー
著者 : 葛兆光
制作 : 辻 康吾  永田 小絵 
  • 岩波書店 (2014年2月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006003098

作品紹介

古代中国の天下観はいかにして現代中国の世界観へと転化したのか。伝統中国の領域はいかにして現代中国の国境となったのか。中国文化は漢族の文化なのか、複数の文化なのか。中国は西側諸国と文化衝突を起こすのか、国際平和と地域の安定を導くのか。歴史を考察して得られる理性によって民族主義的情緒を批判し、他国民と敬意をもって共存し、尊重しあう道を探る。岩波現代文庫オリジナル版。

中国再考――その領域・民族・文化 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 「天下」思想(中国が世界の中心につながる)というのは幻想である・・・ということでしょうか。
    ぜひ、現代中国の指導者は再認識してほしいものです。
    満清時代にすでに、朝鮮も日本も中国を見限っていたのだということを初めて知りました。

  • ベネディクト・アンダーソンやサミュエル・ハンチントンなどを読むと、中国人がどんな反応をするのか、ちょっと楽しみでした。アンダーソンには好意的ですが、ハンチントンには生産的な意味で批判的です。ちなみに私はどちらも好きではないのですが・・・
    その回答は、予想よりもおもしろかったです。やはり漢民族だなと思いました。アンダーソン風に中国を解釈し、ハンチントンを批判しながら危機を唱えています。
    また日本語の文献もかなり読んでいて、一方的な根拠に基づいたものではありません。
    ただ『荘子』の「混沌」とか、朱子学についての説明がちょっと欲しいです。加えて、宗教に関する解釈が一面的です。まあ、この辺はこの世代の中国では難しいのですが。

全2件中 1 - 2件を表示

葛兆光の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
トマ・ピケティ
有効な右矢印 無効な右矢印

中国再考――その領域・民族・文化 (岩波現代文庫)はこんな本です

ツイートする