音楽史と音楽論 (岩波現代文庫)

著者 : 柴田南雄
  • 岩波書店 (2014年4月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006003104

作品紹介

音楽は人類史上いかに変遷してきたか。我々の音楽的感性の母胎である日本や東洋諸国の音楽の様相を探究し、その系譜と本質とを明らかにすること抜きには、西洋音楽の歴史を学ぶことはできないのではないか。本書はその問題意識に立って、縄文時代の楽器の考察から始まって、日本を軸に東洋・西洋音楽史を共時的に比較する。現代の世界音楽を非西欧音楽と西洋古典音楽が融合した音として描き出す。傑出した音楽的知性が果たし得た画期的試み。実作と理論活動のエッセンスを凝縮した力作。

音楽史と音楽論 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784006003104

  • 音楽史と言うと難しいかと思ったけれど、地球のあちこちに文明が発生しそれぞれに発展してきた中での音楽を見るのは面白かった。大局的には似ているところがあり、個々の文明的には個性的なところも有ると言うのは人類史にも言えることかもしれない。今の世界に溢れている音楽たちの前歴のようなものが垣間見えたかな

  • 音楽史の教科書みたいな本だった。特に日本音楽の楽器がどこから来たかなど詳述されているが、日本音楽史と西欧音楽史を同時的に記述し、比較しようというグローバルな視点も持つ。
    高度に専門化してしまったクラシック〜現代音楽の良さとは別に、民衆の、土着の音楽への愛情こもったまなざしも感じられ、共感した。
    ただしあくまで教科書的な本なので、日本作曲界の重鎮として突っ込んだ議論は展開されないまま終わってしまったことに、不満が残る。

  • ホントに駆け足で音楽の歴史をたどった。
    日本の音楽がやはり江戸初期でピークを迎えていたのを知ってがっかり。その後は西欧のように進展することはなかった。
    ルネッサンスからバロック、古典派、ロマン派への系譜は日本には臨めなかった。それが残念。
    現代音楽にも西洋音楽を否定するものが現われたとしても、やはり、西欧音楽も今から100年前がピークを迎えそれ以降は、それ以上の高揚はないのでしょう。

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