フロイトとユング――精神分析運動とヨーロッパ知識社会 (岩波現代文庫)

著者 : 上山安敏
  • 岩波書店 (2014年9月17日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (570ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006003166

フロイトとユング――精神分析運動とヨーロッパ知識社会 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 精神医学でも臨床心理学でもなく社会思想史の本。科学と宗教の揺らぎのなかで二人がどう時代とかかわってきたか。彼らはまぎれもない時代の子であるが継子だったかもしれない。大学や医学の主流から逸脱しながら諸学に通暁し考古学、人類学、神話学を鍵とする。学問への尽きせぬ探求心は本書そのものの有り様でもある。あらゆる資料の渉猟と考察、想像力。ボリュームも内容も手応え十分な一冊。しかもこの先生法学者なんだよね。

  • 学術的考察が微視化されたことで見えなくなった「森」を鳥瞰するためには、これだけの資料を読破し、アタマで整理し、著述していかなければならないのだなぁ。
    まさに知的巨人と呼ぶにふさわしい。
    法学者だからこそできたことかもしれない。

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