丸山眞男を読む (岩波現代文庫)

著者 : 間宮陽介
  • 岩波書店 (2014年10月17日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006003197

作品紹介

「近代主義者」「西欧主義者」「国民主義者」「進歩的文化人」など様々なレッテルを貼られつつ論じられてきた丸山眞男。われわれはこの思想家が遺したテクストをどう読めばよいのか。彼は何を問い、その問いといかに格闘したのか。これまでの通俗的な理解を排し、「現代に生きる」ラディカルな思索者として描き直す、スリリングな力作論考。『丸山眞男-日本近代における公と私』を改題し、一篇を増補した。

丸山眞男を読む (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 著者:間宮陽介(1948-)
    底本:『丸山眞男――日本近代における公と私』(筑摩書房、1999年)
    備考:2004年8月15日に行われた講演「現代に生きる丸山眞男」の記録を、文庫化に際し収録。


    【書誌情報+内容紹介】
    本体1,180円+税
    通し番号:学術319
    刊行日:2014/10/16
    ISBN:9784006003197
    A6 並製 カバー 302ページ
    在庫あり

      「近代主義者」「西欧主義者」「国民主義者」「進歩的文化人」など様々なレッテルを貼られつつ論じられてきた丸山眞男.われわれはこの思想家が遺したテクストをどう読めばよいのか.彼は何を問い,その問いといかに格闘したのか.これまでの通俗的な理解を排し,「現代に生きる」ラディカルな思索者として描き直す,スリリングな力作論考.
     『丸山眞男 日本近代における公と私』は,書き下ろし〈戦後思想の挑戦〉シリーズの第一回配本として1999年に筑摩書房から刊行されました.このたびの現代文庫化にあたり,付論として「丸山眞男手帖の会」が毎年8.15に主催する「「復初」の集い」での講演記録(「現代に生きる丸山眞男」)を収録し,書名を『丸山眞男を読む』と改めました.
     “吉本隆明の丸山眞男論をはじめとする多くの丸山論が,啓蒙主義者,近代主義者,進歩主義者,保守主義者,国民主義者などという丸山のワラ人形を勝手にこしらえて丸山を撃っている.”――本書11頁
     “本書を貫く視点は一貫している.丸山が何をいったかよりも,むしろ彼が何をいおうとしたか,その思想の余白を考えること.このことを本書では,彼の思想の隠された問いを発掘することによって考察しようとした.”――あとがき

      安直な丸山論がはびこるなか,間宮先生とともに丸山のテクストをじっくりと読み直してみましょう.
    https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b255950.html


    【目次】
    目次 [iii-v]

    第一章 思索と思想
      一 混沌と形象 002
      二 論点回避の丸山論 011
      三 問題史としての思想史 021
      四 「近代的主体」再考 036
      五 「活動」の哲学――前節への補論 053
      六 結論 075

    第二章 公と私の分岐
      一 はじめに 086
      二 ファシズム研究 089
      三 朱子学の解体過程 106
      四 公と私の帰趨 128

    第三章 時間・歴史・社会
      一 近代的精神 152
      二 転向の時代体験 164
      三 時間性と超越性 181

    第四章 政治的思考
      一 ロマン主義的思考と政治 210
      二 政治・非政治・過政治 215
      三 公と私の政治学 228
      四 政治空間の形成と民主主義 244

    あとがき [261-]
    〈付論〉現代に生きる丸山眞男 [279-]
    岩波現代文庫版あとがき [291-]

  • ようするに丸山眞男という人は知名度が先行した学者だったんだなという印象です。だから、だれかれなしに丸山氏を批判したり、あげつらったりしたのでしょう。
    批判さえしていれば時流に乗れると考える学者も多い。

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