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- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006003371
作品紹介・あらすじ
内部/外部、われわれ/彼ら、日常/非日常、正義/邪悪などの境界線を引いて事態を管理しようとする企てにこそ目を向けなくてはならない。境界線に立ち現れる政治の可能性と限界について考察した旧版に、新たに関連する二論文を増補。近代の政治理解に縛られる私たちの思考を根底から揺さぶる論集。
感想・レビュー・書評
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第1章 政治と境界線―さまざまな位相
第2章 境界線を引くとはどういうことか
第3章 全体性・多元性・開放性―政治観念の変容と政治理論
第4章 法と暴力―境界画定/非正規性をめぐって
第5章 寛容と差異―政治的アイデンティティをめぐって
第6章 普遍的なるもののヘゲモニー―エルネスト・ラクラウの政治理論
第7章 契約と闘争―新しい戦争か?
第8章 二分法の暴力―マイケル・ウォルツァー正戦論をめぐって
おわりに―主権・境界線・政治詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間とは境界を設定しなければ生きられないものなのでしょうか。境界を引けば二項対立となり、争いは決してなくなることはない。どうすればいいのでしょうか。その答えまでは書いてないようです。
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