物語を生きる――今は昔、昔は今〈〈物語と日本人の心〉コレクションII〉 (岩波現代文庫)

著者 :
制作 : 河合 俊雄 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 25
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006003456

感想・レビュー・書評

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  • 2階心理学C : 913.3/KAW : 3410161630

  • 河合隼雄から見た物語文学ってどのようなものなんだろう。
    心理学的アプローチの含んだ文学論。なかなか練りこまれていて、すごい。。。

    印象に残った箇所をいくつか。

    まずは王朝物語には殺人が描かれないという点。
    (ただまあ、呪詛による死というのは目にするが)
    確かに人と人が対峙して、刺し違える、なんていうシーンは平安期の物語には見られない。

    次に、『竹取物語』における少女の持つ異能性。
    例えば夢による神託の力などは、どんな少女も通る道なのではないかと述べる。
    こ、これって、いわゆる厨二病?って吹き出してしまった。
    なるほど、かぐや姫は厨二病的願望の現れとも捉えられるんですね!(曲解)

    あとはトポス(場所)としての宇治、吉野。
    夢の持つ重要性『更級日記』と『浜松中納言物語』も面白い。

    解説は小川洋子。
    正直、古橋信孝や小川洋子との対談集も読みたくなってしまった……。

  • 王朝物語がもっと読みやすくなればいいのに・・・。

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