〈物語と日本人の心〉コレクション V 昔話と現代 (岩波現代文庫 学術348)
- 岩波書店 (2017年2月18日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784006003487
みんなの感想まとめ
生と死の接点をテーマに、昔話と現代の関係を深く掘り下げた内容が展開されます。著者は、さまざまな昔話を通じて日本人の美意識や心理的な側面を探求し、特に「境界体験」を通じて現代人が直面する課題を浮き彫りに...
感想・レビュー・書評
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内容は「生と死の接点」の中の「昔話と現代」の章に、著作集Ⅰの5・Ⅰの8にある文章を加え、最後に「境界体験を物語る:村上春樹『海辺のカフカ』」を追加したものです。
以下はこの本のあとがきにある「初出一覧」の文章です。
1.グリムの昔話における「殺害」について 『現代に生きるグリム』1985年12月,岩波書店刊.
2.片側人間の悲劇―昔話にみる現代人の課題 『へるめす』第11号,1987年6月,岩波書店.
3.日本人の美意識一日本の昔話から『現代思想』1984年7月臨時増刊「ニツポンの根っこ」青土社.
4。日本音話の中の他界『日本学』第五号,1984年,名著刊行会.原題は「昔話の中の他界」.
ここまでの1~4は『生と死の接点』1989年4月,岩波書店刊に所収.
5.『風土記』と昔話 :『日本研究』第七集,1992年9月,国際日本文化研究センター.
6.日本昔話の心理学的解明:「蛇婿入り」と「蛇女房」を中心に『図書』1981年1月,岩波書店.『中空構造日本の深層』1982年1月,中央公論社刊に所収.
7.猫,その深層世界:昔話のなかの猫 『国文学』1982年9月,学燈社.『日本人とアイデンテイテイ』1984年8月,創元社刊に所収.
8.昔話の残酷性について :『メルフェン』6号,1982年6月,チャイルド社.『日本人とアイデンテイテイ』1984年8月,創元社刊に所収.
9.夢と昔話 :『昔話』5号,1976年6月,三弥井書店.
10.境界体験を物語る:村上春樹『海辺のカフカ』を読む『新潮』99巻12号,2002年12月,新潮社.(単行本未収録)
1,5,6,7,8,9は,『河合隼雄著作集5昔話の世界』(1994年3月,岩波書店)に収録され,2,3,4は,『河合隼雄著作集8 日本人の心』(1994年4月,岩波書店)に収録された.これらの章の底本には,著作集版を用いた。とある詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
河合隼雄の書評(『海辺のカフカ』)目当てで読んだが、なかなか面白かった。ただまぁ、この本は多少精神分析の知識(※ユングではなくフロイト)がないと退屈だと思う。そういう意味ではやや玄人向けの内容かもしれない。
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