〈物語と日本人の心〉コレクション IV 定本 昔話と日本人の心 (岩波現代文庫 学術349)
- 岩波書店 (2017年4月17日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784006003494
みんなの感想まとめ
日本の昔話が描く「女性像」は、男女を問わず日本人の自我を映し出し、文化や心理の深層を探る手がかりとなっています。作品を通じて、意識と無意識の間に存在する脆弱さや、「無」を語る意味が浮かび上がります。読...
感想・レビュー・書評
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「日本の昔話に描かれた「女性像」は、男女を問わず日本人の自我を示すのにふさわしい」そうだ。
こちらの世界に出現したもの(女性)が、あちらの世界に帰ってしまう。
こちらの世界=意識、あちらの世界=無意識、と置き換えると、日本の昔話は日本人の意識の脆弱さを示している?
ひとつの昔話が、Nothing has happened、つまり「無」を語るために存在している?
始めの方は難しくて挫折しそうだったけど、それぞれの章で取り上げられていることがどんどん繋がっていくのが分かってくると、面白くなってきた。
これは、河合隼雄が心理療法家としての体験、生き方の全てをこめて書いたものと聞くと、心理療法家としてどんな方達と出会ってきたのだろうと、そんなことも気になってしまう。
同じシリーズの他の本もゆっくり読んでみたい。
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「日本人は、欧米人と比べて批評が下手だ。特に、合理的な思考が抜けている」と私は思いこんでいました。しかしそれは、私が上等な本を読んでいなかっただけなのかもしれません。河合隼雄氏の著作は、どれもこれも良書ばかり。今まで私は、一体どこを見ていたのでしょう。このシリーズは、是非とも完読しなければと思いました。
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おすすめ。
#興味深い #教養
書評 https://naniwoyomu.com/26539/ -
(2002年1月16日発売)の方を読みました。
https://booklog.jp/item/1/4006000715
原書通りの内容のようです。 -
100分で名著の河合隼雄特集から
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