改訂版 なぜ意識は実在しないのか (岩波現代文庫)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 62
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006003500

作品紹介・あらすじ

誰にでも共通にあるとされている「意識」や「心」とはいったい何だろうか?そもそも、それは本当に実在しているのだろうか?古くから謎とされてきたこの難問に、著者独自の独在論と言語哲学・分析哲学のアプローチから挑む。時間との類比や言語の本質への考察から、われわれが「現実」と考えているものの根拠を問い直す。親しみやすい講義形式で好評の単行本版の内容をさらに一新、進化した永井ワールドを読者に提供する全面改訂版。

感想・レビュー・書評

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  • 内包、という用語が指すものとその意味がしっくりこなかった。心理的・現象的も同じく。哲学用語なのだろうか。

    正確には理解できていないとおもうが、著者が意識とは何だとおもっているのか、のガイドラインはわかった。気がする。

  • 二度読んだがやはり理解できず。永井本はつい読んでしまうけど、個人的に残るものが毎回ない。

  • この本は永井先生が集中講座として開いた内容を、まとめ直したものである。
    彼なりにわかりやすくまとめたのであろうが、いかんせん話が行ったり来たりした印象を受けた。結論として、「脳と体の関係と心のあり方とは無関係」「他者は哲学的ゾンビ」であろうという結論に至っている。ただしそれはあくまでも「心の哲学」の範疇の話であり、一般的な感覚とは極めて異なるであろうということだ。哲学的ゾンビとは「見た目は人間であるものの、痛みや嗅覚などその他五感を感じることができない存在」を想定している。それはもちろんのことで、自分は自分の五感でしか感じることができず、他者の五感は知ることができない。それと永井先生の特性なのか、議論を煙に巻くような話しぶりが多かった。
    「心の哲学」の入門としては良いであろうが、疑問を提起することに終始しており、「なるほどこんなことを考えているのか」という程度の理解でよいのではないかと思う。

  • わかりやすくしようとして、逆にわかりにくくないか。
    裸の王様のような著者だなぁ。

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著者プロフィール

1951年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業・同大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、日本大学文理学部教授。専攻は哲学・倫理学。著書に『なぜ意識は実在しないのか』(岩波書店)、『ウィトゲンシュタインの誤謬』(ナカニシヤ出版/講談社学術文庫)、『哲おじさんと学くん』(日本経済新聞出版社)、『私・今・そして神――開闢の哲学』(講談社現代新書)、『哲学の密かな闘い』(ぷねうま舎/岩波現代文庫)、『存在と時間――哲学探究1』(文藝春秋)など。

「2018年 『世界の独在論的存在構造 哲学探究2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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