墓標なき草原 (下) 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録

  • 岩波書店 (2018年12月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784006003951

作品紹介・あらすじ

文革の凄惨な階級闘争は実は少数民族地域にも及んでいた。内モンゴルでは五人に一人が「民族分裂主義者」とみなされ、公式発表でも約三万人が殺害された。革命の聖地延安出身のモンゴル人共産主義者までもが弾圧の標的となり、粛清はより組織的かつ残忍になっていく。体験者の証言、同時代資料、国内外の研究を渉猟して隠蔽された過去を解き明かす。(解説=藤原作弥)

みんなの感想まとめ

歴史の中で人間の愚かさと悪がどのように展開されるかを深く掘り下げた作品は、文革の影響を受けた内モンゴルの少数民族地域に焦点を当てています。著者は、革命の聖地延安出身のモンゴル人共産主義者がどのように弾...

感想・レビュー・書評

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  • 人間はどこまでも愚かで悪になることができることを示す現在完了進行形の歴史の一つ。

  • 第Ⅲ部 根元から紅い延安派
    第Ⅳ部 トゥク悲史――小さな人民公社での大量虐殺
    おわりに――オリンピック・イヤーの「中国文化大革命」

    第14回司馬遼太郎賞
    著者:楊海英(1964-、中国、文化人類学)
    解説:藤原作弥(1937-、仙台市、エッセイスト)

  • 東2法経図・6F開架:B1/8-1/395/K

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著者プロフィール

楊 海英(よう・かいえい):1964年、南モンゴル・オルドス高原生まれ。静岡大学人文社会科学部教授。専攻は文化人類学。北京第二外国語学院大学日本語学科卒業。著書『モンゴル人の中国革命』『内モンゴル紛争』(ちくま新書)、『紅衛兵とモンゴル人大虐殺』(筑摩選書)、『墓標なき草原』(岩波現代文庫、司馬遼太郎賞)、『チベットに舞う日本刀』(文藝春秋、樫山純三賞)、『モンゴル帝国』(講談社現代新書)、『中国を見破る』(PHP新書)など多数。

「2024年 『アルジャイ石窟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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