過労死・過労自殺の現代史 働きすぎに斃れる人たち (岩波現代文庫 396)

  • 岩波書店 (2018年12月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (450ページ) / ISBN・EAN: 9784006003968

作品紹介・あらすじ

人間関係のしがらみや「強制された自発性」に絡めとられながら、限界をこえるまで働くふつうの労働者たち。そのいびつな社会構造は、今も過労死・過労自殺で斃れる人びとを生み出しつつある。膨大な数の事例を徹底的に凝視することで日本の労働史を描き出した本書は、現状を変えていくための、鎮魂の物語である。

みんなの感想まとめ

労働者の過酷な現実を描いた本書は、過労死や過労自殺の背後に潜む社会構造を深く掘り下げています。シンプルな業務でも厳しいスケジュールに追われ、責任感から自ら業務範囲を広げることで、労働者は限界に達してい...

感想・レビュー・書評

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  • 20190608 中央図書館
    シンプルな業務の過酷なスケジュールでの繰り返し。職場の中核者としての責任感とプレッシャー。真面目なゆえに自ら業務範囲を広げて手一杯に。ノルマの恐怖とパワハラまがいの管理を受忍する苦しさ。さまざまな理由で、多くの過労死、過労自裁があったことを、リアルにまとめてある。どれも読んでいて苦しい。
    当たり前の生活を維持したいという希望が、いとも容易く潰えうることに、この本を読んで気付かされるビジネスパーソンは戦慄するはずだ。「働き方改革」がバズワードとなっている現在でも、過剰労働の罠はどの会社や組織でも間違いなくいたるところにある。

  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=46942

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    https://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BB27377918

  • 教師も含めあらゆる職種での過労死及び過労自殺についての症例と裁判例が掲載されている。
     大学生にとってこれから就職する会社での過労死への対策とその防止策がどのように行われるべきなのかを知っておく必要があろう。

  • 実例がたっぷり

  • SDGs|目標8 働きがいも経済成長も|

    【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/719221

  • 東2法経図・6F開架:B1/8-1/396/K

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著者プロフィール

1938年三重県四日市市生まれ。1961年京都大学経済学部卒業(1969年経済学博士)。1996年社会政策学会学術賞受賞。甲南大学名誉教授。著書に、『国家のなかの国家──労働党政権下の労働組合・1964-70』(日本評論社、1976年)、『新編 日本の労働者像』(ちくま学芸文庫、1993年)、『能力主義と企業社会』(岩波新書、1997年)、『女性労働と企業社会』(岩波新書、2000年)、『リストラとワークシェアリング』(岩波新書、2003年)、『格差社会ニッポンで働くということ』(岩波書店、2007年)、『労働組合運動とはなにか──絆のある働き方をもとめて』(岩波書店、2013年)、『私の労働研究』(堀之内出版、2015年)、『過労死・過労自殺の現代史──働きすぎに斃れる人たち』(岩波現代文庫、2018年)など多数。長年の映画ファンとして、その分野のエッセイストとしても知られる。

「2022年 『スクリーンに息づく愛しき人びと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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