壮年茂吉―「つゆじも」~「ともしび」時代 (岩波現代文庫―文芸)

著者 : 北杜夫
  • 岩波書店 (2001年2月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006020286

壮年茂吉―「つゆじも」~「ともしび」時代 (岩波現代文庫―文芸)の感想・レビュー・書評

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  • 北杜夫による、「齋藤茂吉傳」四部作の第二部。<BR>
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    大正6年から昭和3年にかけて、齋藤茂吉が36歳から47歳にかけての時代に當るらしい。<BR>
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    齋藤茂吉といへば、「赤光」しか知らないやうな私だつたが、リリカルな「赤光」とは異なる茂吉の短歌世界を垣間見たやうな氣がする。<BR>
    ドイツ留學時代など、勤勉な茂吉の姿が、北杜夫の輕妙な文章によつて、生き生きと傳はつて來る。<BR>
    父親のこととは云ひながら、客觀的な、それでゐて暖かい視線が茂吉の姿を等身大で描き出してゐる。<BR>
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    芥川龍之介が自殺した際の、茂吉の日記。<BR>
    「(中略)ネムリグスリヲノミテネムル。ソレデモナカナカネムレズ。芥川ノ顏ガ見エテ仕方ナイ。」<BR>
    友人を亡くした哀しみが傳はつてくる。<BR>
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    2004年1月26日讀了

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