旧約聖書の世界 (岩波現代文庫 文芸 34)

著者 : 池田裕

• 岩波書店 (2001年5月16日発売)

作品紹介・あらすじ

日は出で、日は入り、またその出たところに急ぎ行く。日の下に、新しきものなし-旧約聖書は二千年の間にヘブライ人の芸術家たちが悩み苦しんで生みだした作品群である。本書は、ヨーロッパキリスト教の狭い教義の枠や先入観からはなれて、古代イスラエルの人々の精神世界をその風土とともに再現した日本人のための旧約聖書入門。

感想・レビュー・書評

[mcpekmaedaさんの感想 · 2016年9月19日]

旧約聖書は未知の分野。作者はコヘレトの言葉を用いて、日本人を旧約聖書の世界へといざなう。旧約聖書が読みたくなった。

著者プロフィール

三重大学人文学部教授（日本古代・中世信仰史）。
主な著書に、『跋扈する怨霊―祟りと鎮魂の日本史―』（吉川弘文館、2007年）、『怨霊・怪異・伊勢神宮』（思文閣出版、2014年）、『怨霊とは何か─菅原道真・平将門・崇徳院─』（中央公論新社、2014年）など。

「2015年 『忍者の教科書2 新萬川集海』 で使われていた紹介文から引用しています。」