荒野のロマネスク (岩波現代文庫―文芸)

著者 :
  • 岩波書店
3.40
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 34
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006020361

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 著者の著書は何冊か読んできたが、結論としてはただ一つに集約される。新たなる民族誌への示唆、ノスタルジアからなるペシミズムに陥ることなく「それぞれの母語をもった無数の商人たちが一カ所に集中し、相互交易の意思伝達のために自然にあみだす混成言語」に希望を託す。何度も繰り返し訴えることが重要であり、何度も耳を傾けることで視野が開けゆくことに疑いない。主に中南米での経験から導き出された考察であり、直に見聞した祭りや踊り、人々が語るそれぞれの物語を源泉として幾筋もの流れる川となり、荒野に新たなるロマネスクを描き出す。


    ル!クレジオ!
    叫びたくなるほどいいね。クレジオは一冊しか読んだことないけれど重要な作家。もっともっと読まねば!

  • [ 内容 ]
    定点から観測し、文化を客観的に記述する従来の民族誌。
    だが、新しい民族誌家はエキゾティックなものに出会う荒野へ赴き、移動しながら異文化との相互作用を物語的に記す。
    民族誌の可能性を大きく切り拓いた斬新な試み。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 沢木さんが対談していた文化人類学者。メヒコのはなし

全3件中 1 - 3件を表示

荒野のロマネスク (岩波現代文庫―文芸)のその他の作品

荒野のロマネスク ハードカバー 荒野のロマネスク 今福龍太

今福龍太の作品

ツイートする