私の好きな悪字 (岩波現代文庫)

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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006020491

作品紹介・あらすじ

粗雑・雑音の「雑」は嫌われるが、雑木林・雑貨屋・雑記帳には、なつかしい味がある。雑・懶・迷・忘・愚・落・老など歓迎されない漢字を著者は「悪字」と名付け、その価値を再発見する。漢字の一つ一つから織りなされる深い思索とともに、時代に流されないやわらかな生き方を指南するエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 闇、爛、迷、遊などの普段は悪い意味で使われる言葉を良い意味で好きな文字だとして筆者が紹介しているものです。確かに価値観を変えてみれば悪い言葉ではないのでしょうね。これからの時代はこれらの言葉の精神が大切なのかも知れないと思います。果は確かに元々は悪い意味でしょうが、私にとっては果物、果実など良い意味であり、一見目を疑いました。遊、枯、老、閑、素、無など他にも日本人にとっては侘び寂びを感じさせる良い言葉だと思います。解説で書いていましたが、漢字という文化があるからこそこのような評論が成り立ちますね。アルファベットでは何の意味もなく、無味乾燥です。

  • 漢字の深さがわかる

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