そうそう そうなんだよ アナウンサー和田信賢伝 (岩波現代文庫 文芸73)
- 岩波書店 (2003年6月13日発売)
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感想 : 2件
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Amazon.co.jp ・本 (250ページ) / ISBN・EAN: 9784006020736
みんなの感想まとめ
終戦時の歴史的な瞬間に焦点を当て、アナウンサーの生涯を描いた作品では、著者が伝説の先輩アナウンサーの足跡を後世に残すことに情熱を注いでいます。特に和田信賢氏の波乱に満ちた人生が、ユーモアを交えつつも深...
感想・レビュー・書評
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終戦の際、あの玉音放送のときのアナウンサーの来歴を知りたくて読了。
後半は多少和田氏の所業が(特に女性関係について)おだやかにユーモアにえがかれていて、もっとその点においては酷い人物であったのではないかとも読めたのだが、彼がひとり異国で命を落としたのもまた事実。
いまの世であったらなんということもなく帰国もでき、おだやかな余生を過ごせただろうだけに、あのころの異国というのがどういった場所なのか思い知らされ、無念が響く。
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山川静夫さんが伝説の先輩アナウンサーの生涯を後世に伝えたい一心で綴られているが、和田信賢(のぶかた)氏はこれまでまったく馴染みのない方であって、極めて評し難い。NHKの第1期アナウンサーなのだから先人はいないにせよ、最年少で入局されている。書き手ならばじっくりと推敲を重ねることもできようが、語り手となるとそれこそ瞬間が勝負である。若年にて情緒と語彙を豊に兼ね備えておられたシンケンさんの実況を是非とも拝聴してみたい。
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