古典を読む 平家物語 (岩波現代文庫 文芸 77 古典を読む)

著者 :
  • 岩波書店
3.67
  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006020774

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 劇作家が書いた平家物語の解説本ということで、読みやすさを期待して購入。そのとおり読みやすかったです。さくさく読めますし、原文も引用してるので、大河ドラマで興味を持ったとか初心者でも有名なところだけ読むことができます。
    作者の目の付け所もなかなかおもしろかったです。しかしこれといってすごい!というところは無いかもしれません。

  • これで最初から最後まで一応網羅できる。 ただのお話紹介だけじゃなくて、学術的にもきちんと戦いにおいての疑問点などが考証されてる。 なかなかお勉強できる本でした。
    興味深かった点
    ■ 後白河法皇がしたたかです。
    ■ 義経は職業軍人であって、政治家向きではなかったらしい。
    ■ 壇ノ浦の戦の木下順二の考証が面白かった。
    ■ めっさ知盛かっこいい。好みです(死)。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

東京女子医科大学准教授

「2017年 『医療系のための物理学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木下順二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×