幻景の明治 (岩波現代文庫)

著者 : 前田愛
  • 岩波書店 (2006年11月16日発売)
3.88
  • (2)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :24
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006021085

作品紹介

幕末維新から日露戦争に至る時期の社会事象を例に、明治の特質を発掘、再構成してその原風景たる「幻景の明治」を見定める。「御一新」のエネルギーの行方、高橋お伝が毒婦とされた理由、日露戦争時期の猟奇的殺人事件の容疑者や日比谷焼打ち事件の仕掛人などについて考察し、文学研究と歴史研究の関わりを論ずる。

幻景の明治 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 存命なら79歳、1931年4月20日に

  • 風太郎明治物の副読本として手にしてみたけど、期待どおりの最高の内容だった。ただ、相当タフで濃い内容の本なので風太郎明治物ほどさくっとは読めないし、もう一度ちゃんと読まないとダメだろうな。<br>
    <br>
    御一新と維新、書生の小遣帳あたりは相当興味深かった。

  • 明治の事件の裏舞台または底辺に流れる明治の精神を追及した本。いわば、「じつはあれは…」物だけど学者なので事実を積み上げキワモノになってません。漱石の「御一新」のこだわりやら、志賀重昴の軽薄さやら。しかし日比谷焼打事件が被害者桂首相の命令によるものだったとは!政治家って汚いわ〜。この筆者、斬新な視点を提供する有名な国文学者だそうで。本屋で見かけたら他の著作も読んでみようとおもいました。

全3件中 1 - 3件を表示

幻景の明治 (岩波現代文庫)のその他の作品

幻景の明治 (朝日選書)の詳細を見る 単行本 幻景の明治 (朝日選書) 前田愛

前田愛の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
レーモン クノー
有効な右矢印 無効な右矢印

幻景の明治 (岩波現代文庫)はこんな本です

ツイートする