幻景の街 文学の都市を歩く (岩波現代文庫 文芸 110)

  • 岩波書店 (2006年12月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784006021108

みんなの感想まとめ

都市の風景と文学が交錯する魅力的な作品で、過去と現在、さらには作品の中の時代を行き来することで、読者に新たな視点を提供します。特に、三島由紀夫の「橋づくし」を通じて、実際にその場所を訪れたくなるような...

感想・レビュー・書評

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  • 都市の風景と文学との関係を書いた本は比較的多く出ている(出るようになった、というべきか)。この本が僕にとって不思議なインパクトを持ったのは、書かれたのが少し前(大元は90年代前半)だったためだろう。
    つまり?対象の文学作品の中の時代、?作品が書かれた、つまり作家の生きた時代、?この本が書かれた時代、そして、?この本を読んでいる現在、と4つの時間軸が各作品ごとに顕れてくる。それぞれの時間との距離が複雑に絡みあって、切り離されたり、繋がったりしながら風景が現れる。その不思議な感覚が楽しかった。

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著者プロフィール

1932年神奈川県に生まれる。1957年東京大学文学部国文学科卒業。現在、立教大学文学部教授。主な著書に『近代読者の成立』(有精堂)、『成島柳北』(朝日新聞社)、『明治開化期文学集』(共著、角川書店「日本近代文学大系」)、『洒落本・滑稽本・人情本』(共著、小学館「日本古典文学全集」)がある。

「2011年 『幕末・維新期の文学 〈オンデマンド版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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