私のなかの東京 わが文学散策 (岩波現代文庫 文芸120)

  • 岩波書店 (2007年6月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784006021207

みんなの感想まとめ

文学を通じて東京の変遷を描いた本作は、著者の個人的な記憶とともに1970年代の東京の風景を鮮やかに蘇らせます。神楽坂での思い出や、当時の街の様子が描写され、読者は懐かしさを感じると同時に、都市の変化に...

感想・レビュー・書評

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  • 西田書店にて購入。私的東京文学散歩といったところか。
    神楽坂の節、紀の善あたりの風景を自分も思い出して、なんとも懐かしい気分に。
    自分が通ったのは、これが書かれた時期から十五年ぐらいあとか。中華料理屋、花や、文具店、喫茶店などなど、あの当時の神楽坂が目に浮かんだ。

  • [ 内容 ]
    後に都電三号線になった外濠線沿いを手始めに銀座、小石川、本郷、上野、浅草、吉原、芝浦、麻布、神楽坂、早稲田…。
    明治末年生まれの著者が、記憶の残像と幾多の文学作品を手がかりに、戦前から戦後へと変貌を遂げた街の奥行きを探索する。
    昭和文学青春期の証言者として、愛情溢れる追想と実感に満ちた東京散歩が綴られる。

    [ 目次 ]
    外濠線にそって
    銀座二十四丁
    小石川、本郷、上野
    浅草、吉原、玉の井
    芝浦、麻布、渋谷
    神楽坂から早稲田まで

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


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著者プロフィール

1911(明治44)年、東京生まれ。慶應大学予科中退後、文化学院文学部に移り、同校卒業。紀伊國屋書店出版部に入社。のち都新聞(現・東京新聞)、河出書房を経て、40年、初の著書『風の系譜』を刊行。44年、海軍に召集されるが、翌年、栄養失調のため横須賀海軍病院に入院。半年後に復員する。48年「文藝時代」を創刊。また「キアラの会」に参加。60年、同会によって創刊された「風景」の初代編集長となる。65年『徳田秋聲傳』にて毎日芸術賞を受賞する。76年『わが荷風』で読売文学賞(随筆紀行部門)、79年『かくてありけり』で読売文学賞(小説部門)、80年「なぎの葉考」で川端康成文学賞、86年『感触的昭和文壇史』で菊池寛賞を受賞。また82年には日本藝術院賞が授賞された。93年、呼吸不全のため死去。翌年、越谷市立図書館内に野口冨士男文庫が開設された。

「2021年 『巷の空』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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