古典を読む 万葉集 (岩波現代文庫 文芸127)

  • 岩波書店 (2007年9月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784006021276

みんなの感想まとめ

日本の古典文学の魅力を深く味わえる一冊で、万葉集の歌が持つ多様な表現と歴史的背景を知ることができます。令和の元号が万葉集から選ばれたことをきっかけに、現代にまで息づく歌の数々がどのように詠まれたのか、...

感想・レビュー・書評

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  •  この人は国文学の常識を教科書風にきちんとおさらいして論を進めてくれるのです。言ってみれば先生なのですね。国文学の和歌や詩に関して自分の“おばか”加減に困ったときの大岡信頼みとでも言いましょうか。だから下手な口真似の僕の授業の講釈なんかより、この人を直接読むほうがいいというわけです。
     とくに「古典を読む 万葉集」のほうは、授業ではほとんど触れることがない万葉集の和歌について、初期から代表的な歌人をたどって解説しているのでとてもわかりやすい。和歌も解説付きなので解釈に困って立ち往生ということもきっとないでしょう。
    https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201907130000/

  • 作者のアツい万葉集愛を感じます。

  • 詩の解説にとてつもない愛を感じる。天智天皇、天武天皇の時代の歴史背景、そこで各々がどういう思いで詠ったのか。これは単なる紹介書のレベルじゃない。
    あと、この頃の詩は、今の唄のような言葉に意味を与えるものというよりも、あくまで抒情をイメージするための媒介なんだということが分かりました。言葉に元気を貰うのではなく、あくまで抒情を楽しむためのもの。
    現代と昔との生き方の価値観の違いを垣間見た気がしました

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著者プロフィール

大岡 信(おおおか・まこと):1931-2017年。静岡県生まれ。東京大学文学部国文科卒業。詩人、評論家。読売新聞外報部記者を経て、明治大学教授、その後東京藝術大学教授となる。詩の実作はもとより、詩歌、芸術に関する文章も数多く執筆。朝日新聞で長年連載された「折々のうた」は、多くの読者に愛された。レジオンドヌール勲章(オフィシエ)、文化勲章他数多くの受賞歴がある。詩集に『水府 みえないまち』『草府にて』『春 少女に』『故郷の水へのメッセージ』『地上楽園の午後』他。評論に『蕩児の家系』『うたげと孤心』『詩人・菅原道真』他多数。

「2026年 『日本詩歌の特質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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