古典を読む 万葉集 (岩波現代文庫)

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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006021276

作品紹介・あらすじ

神話性をおびた明るさ、大らかな恋、大陸文化の影響、皇統をめぐる確執-。『万葉集』は、激動の古代史のなかで、若々しく生成する一個の生命体ともいえる。現代を代表する詩人は、その感性と直観のすべてをひらいて、この大詞華集のひろびろとした言語世界を味わい、現代にも通じる限りない魅力を本書に凝縮した。

感想・レビュー・書評

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  • 作者のアツい万葉集愛を感じます。

  • 詩の解説にとてつもない愛を感じる。天智天皇、天武天皇の時代の歴史背景、そこで各々がどういう思いで詠ったのか。これは単なる紹介書のレベルじゃない。
    あと、この頃の詩は、今の唄のような言葉に意味を与えるものというよりも、あくまで抒情をイメージするための媒介なんだということが分かりました。言葉に元気を貰うのではなく、あくまで抒情を楽しむためのもの。
    現代と昔との生き方の価値観の違いを垣間見た気がしました

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著者プロフィール

1931(昭和6)年、三島市生まれ。詩人。歌人大岡博の長男。父と窪田空穂の影響で、沼津中学時代に作歌・詩作を行う。一高文科から東大国文科卒業。在学中に「現代文学」、卒業後「櫂」に参加し、「シュルレアリスム研究会」「鰐」を結成。読売新聞外報部勤務を経て、明治大学・東京芸術大学の教授をつとめた。詩と批評を中心とした多様な精神活動を行い、また連歌から発展させた連詩を外国人とも試みている。日本芸術院会員。
詩集―「記憶と現在」「春 少女に」「ぬばたまの夜、天の掃除器せまつてくる」「旅みやげ にしひがし」「丘のうなじ」など。
著書―「折々のうた」「新折々のうた」など多数。

「2016年 『折々のうた 春夏秋冬・冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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