幸福―向田邦子シナリオ集〈3〉 (岩波現代文庫)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (574ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006021467

作品紹介・あらすじ

出世のために兄が捨てた婚約者との、たった一度の過ちを胸に秘める弟・数夫。あれから十年が経ち、いま下町の工場で働く数夫に好意を寄せているのは、その妹・素子である。ところが偶然この町に因縁の女性が舞い戻ってきた。何事にも無口な数夫と、心のゆれを隠せない素子。数夫を疎ましく思う兄・太一郎と、対立する二人の兄の間で気をもむ末妹・踏子。さまざまに交錯する愛を描き、素顔の幸福とは何かをしみじみ伝える。

感想・レビュー・書評

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  • 阿修羅のごとく、を読ん後に続いて読んだため
    ・色ボケのお父さん
    ・姉妹での恋愛感情模様
    などなど、似た関係の部分が気になった。
    ただこちらは、女性視点ながらも、兄弟の確執が主体なのが、大きく違うところ。

  • 1980年制作ドラマ。兄は出世のために婚約者を捨て、弟はその婚約者の妹と恋愛関係にある。対立する兄弟の間で冷静な妹。男女を取り巻く人間関係が絡み合い真の幸福を探していく。女性視点の男の弱さ、優しさ、狡さ、強さの追求が鋭い。

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著者プロフィール

1929年、東京生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。実践女子専門学校国語科卒業後、記者を経て脚本の世界へ。代表作に「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」。1980年、「花の名前」などで第83回直木賞受賞。おもな著書に『父の詫び状』『思い出トランプ』『あ・うん』。1981年、飛行機事故で急逝。

「2020年 『向田邦子ベスト・エッセイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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