寺内貫太郎一家 向田邦子シナリオ集 V (岩波現代文庫 文芸148)

  • 岩波書店 (2009年8月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (624ページ) / ISBN・EAN: 9784006021481

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

家族の絆や人情が温かく描かれた物語で、昭和の下町の家庭を舞台に、親子や従業員との心温まる関係が織りなされます。登場人物たちの思いやりや、時にはホロリとさせるシーンが随所にあり、家族の大切さを改めて感じ...

感想・レビュー・書評

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  • 頑固親父に妻、娘、息子、祖母、お手伝いさん、親父が営む石屋の従業員。昭和の下町の家族を巡る人情ドラマ。子を思う親、親を思う子、家族のような関係の従業員とお手伝いさん。随所にホロリとさせるシーンの数々。これぞ家族の話。

  • ほっこり胸が温まる。夢中になりすぎて何度も電車を乗り過ごしそうになる。
    やっぱりいつの時代だって、家族っていいな☆心からそう思った。

  • 高校生のころ、毎週楽しみに見ていました。(#^.^#)今改めてシナリオを読み返すと、なんて昭和のきちんとした家庭の空気を伝えているお話なんだろう、と思います。今ではとっくになくなってしまった、家庭内での道徳観、家長観、戦争で亡くなった人に対する思い。全てがそのまま残っていればよかったのに、とは言えないところがありますが、あぁ、こんな時代もあったんだなぁ、と、とても気持ちが温かくなりました。向田さんのシナリオは、かなりのところまで書き込んでおられて、実際に発声する台詞の奥底の気持ちや飲み込んでしまっている言葉まで丁寧に明示されていたことに驚き。(だからアドリブだとばかり思っていたシーンが実は台本どおりだった・・なんてことはしょっちゅう。)向田さんが飛行機の事故で亡くなられたことをテレビの臨時テロップで知ったときの衝撃は今でもはっきり覚えています。向田さん御本人を悼むより、すぐに、もう向田作品が見れない、読めない、という悲しみが強かったのは、故人に対して、とても失礼だったと思いつつ、今なお生きてこの平成の世を映し出した新作を出してくださっていたらどんなによかっただろう、と思ってしまいます。

  • 女コドモにも容赦なく手を上げる寺内貫太郎
    作者の向田邦子さんにまで「ファッショおやじ」呼ばわりされるありさま
    それなのに、他の家族を萎縮させるどころか、むしろ慕われてるのは
    まあ、やり方がフェアだからでしょうかね

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著者プロフィール

向田邦子(むこうだ・くにこ)
1929年、東京生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。実践女子専門学校国語科卒業後、記者を経て脚本の世界へ。代表作に「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」。1980年、「花の名前」などで第83回直木賞受賞。おもな著書に『父の詫び状』『思い出トランプ』『あ・うん』。1981年、飛行機事故で急逝。

「2021年 『向田邦子シナリオ集 昭和の人間ドラマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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