推定有罪 (岩波現代文庫)

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著者 : 笹倉明
  • 岩波書店 (2010年3月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (540ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006021610

作品紹介

労働者の街(横浜)で起きた殺人事件。やむなき偽りの自白で有罪とされた男の弁護を控訴審から引き受けた若き弁護士が、無実を信じて執念の闘いに挑む。審理を急いで真実の発見を怠る裁判官に、冤罪を訴える被告人と弁護人らの無償の努力は通じたのか。実在の事件をノンフィクション・ノベルとして丹念に描き、裁判員制度の下ではどう裁かれるのかを読者に問いかける。直木賞作家が渾身の筆で描く異色作。

推定有罪 (岩波現代文庫)の感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    労働者の街(横浜)で起きた殺人事件。
    やむなき偽りの自白で有罪とされた男の弁護を控訴審から引き受けた若き弁護士が、無実を信じて執念の闘いに挑む。
    審理を急いで真実の発見を怠る裁判官に、冤罪を訴える被告人と弁護人らの無償の努力は通じたのか。
    実在の事件をノンフィクション・ノベルとして丹念に描き、裁判員制度の下ではどう裁かれるのかを読者に問いかける。
    直木賞作家が渾身の筆で描く異色作。

    [ 目次 ]
    奇妙な事件
    協力者
    目撃者探し
    控訴趣意書
    光明
    公判と傍聴人
    私選弁護団
    再考
    被告人質問
    祈りの日々
    波乱
    良心の貌
    廷の涙
    調書の謎
    ふたたびの波
    尋問の壁
    取調官の貌
    忌避
    最終弁論
    明暗
    淵から

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 【No.157】 「人知の及ばない、あるいはみずからの意志ではどうにもならない成り行き。自分自身がいまこうして在るのは、数知れない原因と結果の積み重ねにすぎないことを真に理解しなければ、人は人に対して本当の意味で優しくなることはできない」

  • 冤罪の構造と自白との関連性についての実際を、小説の形であるから、わかりやすく理解する事ができる。小説として読む場合、ドラマ性や結末のパンチ力に欠けるのだが、冤罪について学ぼうとする場合の教材としてはかなり役に立つ。

  • 1審で有罪になった殺人事件について,控訴審から担当した弁護人の視点で書かれた本。弁護人が,無罪を確信していろいろ頑張って目撃証人とか探して連れてきたり,法廷外でも活動したり,いろいろするけれども,法廷で証言をひっくり返されたり,請求を却下されたり,すげない扱いをされたり…。
    「裁判員裁判だったらどうか?」というテーマ設定が本の帯などにされていたけれど,裁判員裁判で行われたら結論が違ったのかは疑問。裁判官もいろいろだし,裁判員の構成もいろいろ。

  • 水とシャンパン?

  • 2010.04.11 朝日新聞に紹介されました。

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