オノマトピア――擬音語大国にっぽん考 (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006021702

作品紹介・あらすじ

「ピッカピッカの一年生」。一年坊主の元気、幸せ、ハシャギぶりをイキイキと表現する「ピッカピッカ」というオノマトペ。「オノマトペ=擬音語」と「ユートピア=理想郷」の合成語「オノマトピア」。その世界の妙味を、古事記から現代文学までを題材にした捻りの効いたエッセイと音声学や言語学に基づくガクモン的考察で説き明かす、抱腹絶倒の批評集。

感想・レビュー・書評

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  • 物音や動物の鳴き声を擬音表現したものを、英語で onomatopoeia (オノマトペ)と言う。
    ところが、日本語には擬態語という非音響的な事柄を描写することばもたくさんある。
    聴覚をinputとし、outputしたことばが擬音語。
    視覚、味覚、嗅覚、触覚、痛覚をinputとし、outputしたことばが擬態語。
    コトコトは擬音語。
    ピカピカ、ピリピリ、プンプン、ザラザラ、ズキズキは擬態語。
    見るという動作では、「チラッと」「ジーッと」「ジロリと」などが使われる。
    肉体の眠気をウトウトと表すのは脳の活動状態?
    外国の人が日本語のオノマトペを学ぶのはむつかしいでしょうね。

  • オノマトピアはオノマトペ(擬音語)とユートピア(理想郷)の合成語で著者、桜井順氏の造語だそうです。「ピッカピッカの一年生」「答一発」「デッカイドー、ホッカイドー」など、楽しいですね(^-^) 文学・芸能の分野では、「小さな石鹸カタカタ鳴った(神田川)」「ルンルン(林真理子)」「アジャパー(伴淳三郎)」「ダダダダーン(ベートーベン)」ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む(夕日)」。社会・風俗の分野では、「ザ・ギンザ」「ジャンケンポン」「チョメチョメ」「ぶらぶら」など。

  • [ 内容 ]
    「ピッカピッカの一年生」。
    一年坊主の元気、幸せ、ハシャギぶりをイキイキと表現する「ピッカピッカ」というオノマトペ。
    「オノマトペ=擬音語」と「ユートピア=理想郷」の合成語「オノマトピア」。
    その世界の妙味を、古事記から現代文学までを題材にした捻りの効いたエッセイと音声学や言語学に基づくガクモン的考察で説き明かす、抱腹絶倒の批評集。

    [ 目次 ]
    第1部 文学・芸能オノマトペ(浅野いにお「ソラニン」;アーサー・ビナード「日本語ぽこりぽこり」;石川啄木「たんたらたら」 ほか)
    第2部 社会・風俗オノマトペ(あ、あん、ふう、ふん、ぱっぱっ、もじゃもじゃ;イッキ;オッペケペ ほか)
    第3部 オノマトペのガクモン的考察(日本文学にあらわれたオノマトペの変遷(一)―神話の時代から鎌倉時代まで
    日本文学にあらわれたオノマトペの変遷(二)―室町時代から江戸時代まで
    俳句と新聞のオノマトペ ほか)

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