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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784006021771
感想・レビュー・書評
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日本の作曲家の系列の中で重鎮に位置する柴田南雄さんのエッセイ集。これを読むと、「日本的な音宇宙」について彼がよく考え、調べていたことがわかる。
最後の「いま、何のために音楽するのか」は、彼の「シアター・ピース」という声楽作品群に関する詳細なノートになっている。この本を読み始める前にシアター・ピース最初の4作品が収められたCDを買い、聴いてみた。日本の民謡等を素材として組み合わせ、強いて「現代音楽」にとらわれることなく、自然な発露としての音楽生成の場を求めた作品だと思う。
邦楽器を使う場合の調律の問題についても書かれているが、ピアノなどの西洋楽器と組み合わせるならやはり平均律はやむを得ない。すると日本古典からは離れてしまうだろう。もどかしいところだ。 -
前半は楽しく読んだ。
後半「いま、何のために音楽するのか」は著者の創作ノート。それゆえに音楽そのものを聴いたことがないものには苦痛を感じる。 -
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